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死神の花嫁  作者: 環永環
花婿
14/31

青年と出会う


連れてこられたのは森の中にあるお屋敷だった。

一番強い人に嫁ぐ訳だから王様を想像していたが違うらしい。

権力が有るのと強さは別物ということなのだろう。

では強面のいかにも百戦錬磨な人物なのだろうか。

考えを巡らせながら歩いていたらどうやら着いたらしい。

案内してくれていたグランが立ち止まった。

グランはこの屋敷の執事であるらしい。

少しくすんだ金髪をオールバックにした凛々しいという言葉が似合う男性だ。


「花嫁様。こちらが旦那様のお部屋でございます」


そう私に告げると部屋の主に入室の許可をとり扉を開けた。

なかにいたのは珍しい黒髪をした青年だった。

こちらに向ける瞳も髪と同じ黒。

百戦錬磨とは言い難い細い体をしている。

細いといっても筋肉は引き締まり眼光は鋭い。

そして何よりも目を引いたのは青年のもつ鎌だった。



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