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死神の花嫁  作者: 環永環
花嫁
10/31

少女の想い


嫌な夢を見た。

でも良かった。

リリィやマリアマに出会ってもうすぐ1年。

危うく好きになってしまうところだった。

こんなにいい人達なのにいつか私のせいで死ぬようなことになってはいけない。

早く、早くここから出なければ…

もう少し、もう少しだ。

花嫁は古からの約束事で身一つで嫁がなければいけない。

過去も捨て、嫁ぐ前の関係があった人とは全ての縁を切らなければならない。

だから私のような者は何かと都合がいいのだ。

初めてここへ来たときに抱いた疑問の1つはもう解っている。

花嫁とはそんなにいいものなのか。

答えは否。

では何故こんなにもよい待遇なのか。

同情?最後の情けなのか、他に何かあるのかは解らない。

リリィもマリアマも教えてはくれなかった。

別に不満はない。

長いこと考え込んでいたようだ。

もう空が白んできている。

あと少ししたらリリィが起こしにくるはずだ。

本当にいい子だ。

旦那様になる方はお優しくなければいいけど。

出来ればどう転んでも愛せないような人がいい。

そして私を愛さない人がいい。


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