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第11話 異世界遠征!?

異世界転生ものではありませんのでご安心ください…!



「う、うるさいわね…」



と、佐々木の声がした。眠りから覚めたのだ。



「ああ、ごめんなさい…兄さん…私はなんてことを…」



佐々木の口からこぼれたのはこんな言葉だった。



「ああ、あんた目覚めたのね。ほんとならとっくに殺してるところよ、ダイアリーホルダーに感謝しなさい」


エリが起きたばかりの佐々木に怒涛の攻めをする。


エリさん…容赦ないですね



「なにそれ…そんなの頼んでな…うっ…」


佐々木は反論しようとして起き上がろうとしたがやはりまだ全身が痛むようだった。



「ふっ、負け犬はそこで寝ていなさい」


エリさん…口悪いですねやっぱり…エリを怒らせるのはやめておきたい。





「くっ…あなたは確かプロテクターの…」



「そうよ、私はプロテクターの特攻隊長エリよ。まあ覚えなくていいわ」



そして佐々木はまた意識を失いそうになり目を閉じた。



しかし…


「おい、いつまで寝てるんだ佐々木妹よ」



なんとエリに続きダイアリーまでもが佐々木に追い討ちをかけてきた。



「お、おまえらドSなのか…?」



ガバッ…!!!



佐々木はいきなり起き上がった。

「兄さんっ…!!!!」



「へ…???」



「は…?」



「えっ」



僕らはみんな呆然とする。なんと佐々木はいきなり僕に抱きついてきたのだ。しかも兄さんと言いながら。



「ちょ、ちょっと待て…!僕は」



「いいのわかってる…あなたは兄さんであって兄さんじゃない…でも兄さんはここにしかいないの…」



「おぼんくん、これは衝撃の展開きたね…」



「あんた、これどう落とし前つけるつもり?」



「相棒、大変だなぁ…」



みんなから僕は責められる。何で僕が責められなくちゃならないんだ…



しかもダイアリーからも慰められているだと!?何たる屈辱。



「佐々木…」

僕は何も答えることが出来ない。



「ふんっ、悪かったわね…あなたは洗脳されていたバイオマーダーとしての私を斬ってくれた。

そのおかげで私はこうして兄さんと話すことが出来た…ほんとに感謝してる。

でもプロテクター、あなたたちの団長や仲間達を殺してしまったことは事実。

だから私をどうしようとあなた達の自由にして頂戴。今すぐここで死ぬ覚悟もあるの」



「佐々木、さっきまで佐々木はお前じゃない。だから死なないで欲しい…」


思わず僕はこういっていた。プロテクターのみんなの気持ちすべては分からない。だから地雷発言だったかもしれない。



「こんな壊れた世界、たった一人が壊れていたくらいでなんとも思わないわ。あなたをここで殺したところで何も変わらない。ダイアリーホルダーにぞっこんみたいだし?このまま利用するのもありなんじゃない?」



「わ、私も佐々木さんは死なない方がいいと思う…!もちろん仲間が死んでしまったのは悲しいけれどあれは佐々木さんではない、バイオマーダーのせいって分かったし…佐々木さんに力になって貰えたら私は嬉しいな…」



「エリ、榊原…いいのか?」



「あなたたち私を信じていいわけ…?あなた達の仲間を殺した本人なのよ?」



「まぁ利用出来るものは利用する、それだけよ」



「みんな、ありがとう」


僕はなぜか佐々木をかばっていた。僕本来の人格が訴えかけているのだろうか…?



「あなたたち、これからどうするつもりなの?」



佐々木は俺たちに問う。



「私達はどうすればこの世界を救えるのかわからない。ただ目の前にある的を倒していくだけ」



「そう、万策尽きてるって感じね…バイオマーダーの内部事情を知っている私がついているんだからさっさとこんな壊れた世界を救いなさい」



「佐々木さんいったいそれはどういう…?」



「ふんっ…これは借りを返すだけの話よ。バイオマーダーはこの世界を管理するために4つの異空間にそれぞれ支配しているの。だからその異空間を形成しているあるものを破壊すればこの世界は以前のように戻るわ」



「この世界は以前のように戻る…だって…?」

みんなも驚いた顔をしている。


それはそうだろう。この世界の他にほかの世界があって、その世界を形成しているあるものを破壊すればこの世界は元に戻る…?



言っていることはわかるがあまりにも突飛な話だ。



「ほーん、そういうわけだったのか。そりゃああの爆弾だけでこの世界を壊せるわけがないよな」



何故かダイアリーだけは納得している。



「つ、つまり私達はその異世界?とやらに行って核となるモノを壊せばいい、そういうこと?」



「ええ、そうよ。私もそれ以上の詳しいことは知らないわ。私のことを信じるも信じないもあなた達次第」



「私たちに道は残されてない以上その話に乗るしかないだろ」



エリはやる気満々だ。



「ところでその異世界とやらにはどうやっていけばいいんだ?」


僕は肝心なところに気がつく。異世界なんてあるわけがない!っていうのが僕の本音だ。



「兄さん、い、いえ、ダイアリーホルダー。異世界にはこれを使っていくのよ、あなたの日記で」



「えっ、ダイアリーを使って?ダイアリー、お前そんなことできんのか?」



少女の形をしたおっさんが答える。


「ふむ、異世界がほんとにあるなら俺にできないことは無い。なにせなんでも出来るからな」



ち、チートすぎる…



「そうと決まれば行くわよ!!!」

榊原は元気に言う。そういえば榊原は最初からずっと元気だよな。



そして僕、ダイアリー、佐々木、榊原、エリ、ミサキの6人で新たなる出発をすることに決めた。



『オープンダイアリー』



僕はダイアリーの能力を解放する。すると少女は日記に形を変える。



『さあ、選べ。

1. 青龍の間

2. 玄武の間

3. 白虎の間

4. 朱雀の間



さぁ、どうする



はぁ???どの異世界を選ぶかってことだよなこれ?なんていう選択肢だ…四神の選択肢とは…どれも嫌な予感しかしない。



『俺は4、朱雀の間を選ぶ。さぁダイアリー、俺らを、世界を救うプロテクターを異世界に連れて行け…!!!!!』



僕らは白い光に包まれる。



そして僕らは第一の異世界「朱雀の間」へと遠征したのだった。




異世界ってなに…??


ここまで読んで頂きありがとうございます…!

ブクマやレビューなどもし面白いな?つまらないな?などなど…ありましたら大歓迎ですので、ぜひよろしくお願いしますm(*_ _)m

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