表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/69

第23話最初の任務

「変身完了! 九尾フォーム! そして竜化5%解放!」



 鎧の右腕と左足の部分が弾け竜の赤い腕と足が露わになる。腰の部分から鎧と同じ素材の金属製の尻尾が9本生えゆらゆらと揺れ始めた。



「キャロラインさんを助ける為にもすぐ決めさせてもらう! 覚悟しろ!」



 尻尾を伸ばし敵に向かって先行させながら

右腕に力を溜め距離を詰める。



「その鎧も売ったら金になりそうだな! 頂いていこう! マルコム! いけ!」



 片方の男がそういうとマルコムと名指された男が黒いローブを脱ぎ捨て俺の視界が一瞬遮られるとマイトさんの2倍はデカイ大男が立っていた。あのローブは姿も形も変えるのか? まあ今は良い。捕まえてゆっくり聞こう。


「マルコム潰せ!」


「ウガーー!」



 丸太のように太い腕を振り回して俺に襲いかかってくるが俺は尻尾で地面を蹴り華麗にかわす。


 マルコムは近くの家から無理矢理ドアを引き剥がして俺に投げつけた。体のスピードを瞬間的に上げて投げてきたドアを踏み台にしてマルコムの頭上へ飛び上がった。


「ナービ! いくぞ!」


「はい!」



 龍の足でマルコムの脳天にに踵落としをくらわせてやった。マルコムは顔を地面にめり込ませて気絶した。少し足が痛いがこの程度なら問題ない、スピード重視次にいこう。



「マルコム! 大丈夫か! 頭凹んじゃってるよ! オメーどう落とし前つけてくれんだ!」


「いや知らないね! お前らが悪い事するのが悪い! 大人しくキャロラインさんを返してくれれば悪いようにはしない約束する!」


「警備団の戯言は聞きたくないね。俺達はお前らと同じ事をするだけだ!」



 そう言うとローブを脱ぎ捨てた。 



「俺はルイス。お前らとは違うから名乗ってやるよ。キャロラインは計画の為に必要だ。何をしても手に入れる痛い思いをしたくないなら邪魔するな」


「なぜそんなに警備団を嫌いなのかは知らないけど、邪魔しない訳にはいかないね!」



 ルイスを捕まえる為に尻尾を触手のように伸ばした。ルイスは何回か尻尾を避けたが壁際まで追い込んだ。



「降参しろよ」


「嫌だね」


「そうか残念だ! 拘束させて貰う!」


 

 ルイスを拘束する為に2本の尻尾を体に絡めるように動かしていく。



「開け」



 俺の尻尾は2本共煙を出して消えてしまった。!? 何をしたんだ? 尻尾がいきなり消えたぞ。


 尻尾いきなり無くなって体勢を崩し手を付いた。



「貰った! 開け!」



 俺がよろけている間に距離を詰めていたのか、ルイスは俺の鎧触れている。


 手の触れている部分の鎧が外れて地面に落ちる。



 「損傷率15%! ダメージは受けていませんが謎の攻撃に寄って鎧の装着が解除されています。このままでは竜化が不安定になります!」


「わかった! こいつをどかす! 俺から離れろ!」



 残りの尻尾を全て使いルイスの触れている腕を掴み地面に向けて思い切り投げた。ルイスは倒れ込むような形で地面を大きな音を立てながら滑っていった。


 これでキャロラインさんを助けられる!



「待ってください! 馬車の奥にもう1人居ます!」



「見事見事! 我らアビスの新入り達をここまで倒すとは。だが今日の所はこれで勘弁して貰おうか。キャロラインは今回だけは諦めてやろう」



 男は素早くマルコムとルイスを持ち上げると俺の方に向かってまっすぐと歩いてきた。



「邪魔はしないでくれよ」


「それはさっきも言ったけど無理だ!」


「俺は邪魔するなって言ったからな」



 次の瞬間俺は後方の馬車に突っ込み意識をうしなってしまった。






 

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ