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第21話配属



「まず始めに聖都の事から説明しましょうか、ここ聖都レグルスは2000年の歴史を持つ国です。聖王レグルスが荒れていた土地からここまで聖都を発展させてきました。今の王は50代目です。王の城は聖都の中心に位置していて、それを囲うように様々な大きさの塔が6つ、聖都の中には建っています。聖都と行っても海に面していてとても広いので、ここから遠くに塔が建っている所もあるので6つ全て同時に見るのは難しいですね」


「基本はこのぐらいですかね。他にも色々とありますが聖都に関してはここまでにしておきましょう。大丈夫ですか? 付いて来て来れてます?」



 いかん! キャロラインさんのうさ耳しか見てなかった! 全然内容を覚えてない!


 ミラは本能の赴くままに屋台で食べ歩きを続けている。 



「ミラ! 変なキノコを口に運ばないで!」


「なんでよ? 美味しそうだよ?」


「良いからイかれちゃう奴かも知れないから」


「うーーん わかったよ」


「えーーと、2人とも良いかしら? 大丈夫?」


 

「大丈夫です! 説明続けてください」



 今度はしっかり話を聞こう。 



「では次にあなた達も入る、守護隊について説明します。まず守護隊は普通は4つの隊に分かれて、まず攻撃手が集まる、大地の隊。守備者が集まる、大波の隊 。魔術師が集まる、青空の隊。そして小数精鋭の超エリート集団の大陽の隊です」


「色んな隊があるんですね」


「そうだね! 2人で同じ隊に入ろうよ! リュウはどこが良い?」


「すいませんがもうあなた達の入る隊は決まっています。ミラちゃんが青空の隊ね、

マルー君は大地の隊よ。もうマイトを待つ必要もないでしょう。次もつかえているので2人を入隊させます。リュウ君はちょっとここで待っててね!」


「え!?もう決まってるの?!」



 ミラが驚いた様子で言ったがすぐに表情を戻して俺に声をかけた。



「リュウ守るって言ってくれたのに早速離れちゃったね。しばらくはリュウの力無しで私も頑張ってみるよ! 多分すぐ会えるよ、じゃあね!」




 行ってしまった。いざ1人になると寂しいな、不安だ。変な隊じゃないと良いんだけど。

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