十一話〜。漸く回想終了ですです〜
もう少し回想に浸ろうかと思ったが、もうそろそろ下に行かないと式達に怒られるだろう。ここからは少し割愛。あの後、俺の神社は水子供養と口減らしの子を連れてくる名所となっていた。で、俺の子供達が俺の性で色々と不憫な目に会ったから、俺の持つ限りの知識や体術を伝授して、生きていくのに困らないようにした。その代わりに不老不死にして、俺の式神として使えさせた。大体全員の歳は7〜12位で止めている。そして、俺は式たちと共に楽しく真面目に生きている。一先ず目標は親父。以上。式達の歳は別に進めても構わないし、いざという時はもう少し見た目を成長させる事も出来るが...要するに、生活費の節約の為だ。一丁前に恋をして結婚したいと言い出す奴には、不老不死の術を解いてやるし、独り立ちする奴もいる。だが、酔狂な式達は、此処に残って下の弟子達の面倒を見ている。弟子達は、一年に一度行われる体術試験で一度でも俺を傷付けられたら合格して、式となる。まあ、大体早くて七歳、遅くて十二歳程だ。一人例外は居るが。まあ、つまり、なんだ...
「ち、ち、う、え、さ、ま!!!もう皆食事を終えております!!!早く降りて来てください!!!何時までも食卓が片付きませぬ!!!」
俺は、其れなりに幸せという事だ。