?話 風雅・火雅視点 未冠ちゃん可愛い。
……はい、一か月ほどあけました。もうほんっと……!期待してくださってる方々…申し訳ありません…!!明日は2話投稿する予定ですので…!!
あ、あとまだ語り続きます。
俺たちが4歳の時。母さんは逃げた。お金も持たず、荷物を持たずに出て行ったのが不幸中の幸いというべきか…。だって金全部持ってかれたら困るじゃない?そんなことがあったのはまだ4歳。…4歳で母親を亡くした俺は悲しんだ。というか泣いた。泣いて泣いて泣きまくって、立ち直る。それが俺。…だが、泣いて泣いて泣きまくって立ち直った末にできた人格が火雅だった。一時期「なんだこいつ!?」とも思ったがもう今は慣れた。
母さんが逃げて6年後。俺”たち”が10歳。母さんに再会した。
その時見た母さんは知らない人…多分、40歳ほどの男と歩いていた。しばらく尾行するとアパートに入って行った。
その時悟ったんだ。俺等はもう、必要ないんだ…って…。
しかもその時、俺は誘拐された。母さんの今の夫…かな。嫉妬したんだと思う。父さんにお金を要求して逃げようとした。逃げようとしただけ。俺を置いて、ね。俺はまだ完ぺきには立ち直っておらずおいてかれることに恐怖を感じてそいつをやっつけた。やっつけたっていうか…飛び蹴りしてグーで殴ったら気絶した。まあそれを警察に突き出したらつかまったよね!はっ!あのときの顔は傑作だった!!
それから女は敵だ、周りにいるのも敵だ、裏切るものだ。そう決めつけていた。
でもこの前、莉楠が言ってた。
[ミカちゃんってばね、俺が耳ペローって舐めたらめっちゃ反応したんだよ!もうそれがかわいくて可愛くてつい苛めちゃった。しかもいい子!]
って。それから探して探して探して…やっと見つけた。高瀬未冠。身長153cm。小柄。学年は1年生で体が弱い。今まで害虫がつかないように幼馴染たちが守っていたよう。顔立ちは普通だが愛嬌のある顔。
図書室で、見つけたときは最初こんなのが…高瀬…?って思った。思ってたよりも細くて小さくて小動物みたいだった!なんかこう…かごに閉じ込めて撫で繰りまわしたい…というか…まあわからないけど、とりあえず未冠には構っていたい。んー…なんか猫を愛でる気分?未冠は猫だよね!
『猫…お前ホント猫好きだな』
うわっ、火雅。いきなり出てこないでよね!火雅は猫嫌いなんだっけ?
『嫌いというか苦手だ。どちらかというと犬のほうが好きだな』
そこらへんは理解できないね。絶対猫のほうがかわいい。だから未冠ちゃん可愛い。
と、思考がどっかに行っていたときも俺は移動していた。さっきの女の子だね。音楽室(防音)に入って一生懸命顔を赤くして告白してるけど、前の方きいてなかった。
「笑った顔がとても素敵で…いつも見つけると目で追いかけてました。ほかの女の子たちも狙ってたけどあたしが一番好きです!」
はー…にしても早く未冠ちゃんのとこ行きたいなー…早く終わんないかなー…
「だから、付き合ってください!!」
「別にいいけど…君はさっきから俺のいいとこばっかり並べてたけど逆に俺の悪いとこは言えるの?」
「…え?」
「たとえばさ、性格が捻じ曲がってるとか頭悪いとかいろいろあるでしょ?」
「えっと…風雅クンに悪いところなんてないよ!」
「そんなわけないでしょ。いつも見てたのに悪いところ言えないの?それ…すきっていえるの?」
そういうと目の前のゆるふわガールは顔を真っ赤にして目を潤ませる。はー…はいはい、慰めればいいんだよね?俺は少し屈んで片目をつぶる。ウインクというやつだ。
「じゃあ…俺の悪いとこ、いっぱい見つけられたらもう一回告白して?」
そういって人差し指で顎を上にくいっとあげる。女の子の目は期待で潤んだがキスなんてしない。そのままじゃあねといって未冠ちゃんの教室に向かう。
えーっと・・・次は……ミカちゃん視点ですね!今度はあまあまですよ!
げろあまぁぁぁですよ!もしよろしければ期待しておいてください!いや、期待してください!!




