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第2話 こんにちは!いきなりだけど、神様だよ!

もう実はね、ストック6個ぐらいあるんですよ。

なので、ジャンジャン投稿いたしますわよー!!←

あぁ……あたし、乙女ゲームに転生しちゃった…。この乙女ゲームは、 『君と一緒に七色の夢を』 だ。転生する前、つまり前世のあたしはこのゲームに熱中していた。受験なんてほったらかして熱中するほどには。…白状します。あたし、オタクでした。始まりは友達だった。友達が「これいいから!絶対あんた気に入るって!」って無理やり押し付けられて仕方なく〖スタート!準備はいい?〗っていうボタンを押してしまった。それ以来、このゲームにはまった。そして悪いことに、このゲームの攻略キャラの声が素晴らしかった。低くて甘くて艶がある。【えろぼ】というやつだ。前世のあたしも、今のあたしも声フェチなのだ。もうそれ以来はまりまくってはまりまくって…。そしてあたしは、この”ヤンデレ”ゲームにはまったのだ。そしてある日、あたしは交通事故で亡くなった。攻略キャラが全員制覇だぜ!!ってとこだったのに、酔っぱらいの運転手にひかれて死んだ。ちなみにバスだったのだよ。カッコよく受け身を取ろうとしたけど、まあ所詮素人。あっけなく死にましたあー。ハハハ…。



そして、あたしが今転生した位置にいるこの高瀬未冠。



ヒロインのザ・クラスメイトでした。




席は隣でした。




しかし、姿なんて出てこないモブ。




でも名前だけなら出てくるのだ。






『えー…生徒会?興味ないよー…ねー未冠ちゃん!』

『うん、ないない。』






うん、ないない。があたし。あたしが出てくるのはここだけ。あとは被害者Mとかって略されてる。

そのことを思い出してあたしは穂帥先輩と圭汰を見た。先輩と圭汰はまだ睨み合っていた。そういえば、この二人も攻略キャラだった。穂帥先輩は監禁ルート。好感度が最高の時にほかの攻略キャラに話しかけたら嫉妬で監禁されちゃうルート。あらやだ怖い。圭汰は粘着質ストーカールート。最終的に死ぬのだよ、あたし。圭汰は好感度が40%割ぐらいでじっと見つめるぐらい。で、80%行くと普通のストーカー。100%になったらもうそれはそれはうざったいぐらいで困った。でも前世のあたしはストーカーになった圭汰の声が好きすぎて何度もやった覚えがある。そんな将来犯罪者になる男の子はあたしを見て目を細めた。


「ミカちゃん、だいじょうぶ?」

「………んぅ…………ん、だいじょーぶらよ…うぁー、あたまいたい…」


あ、今噛んだ気がする。このあたしの噛んだ会話で圭汰の顔が赤くなった。まあ、赤くなったといってもちょっとだけどね。ちょっとチラッと穂帥先輩見てみよう。うん、チラッとね、チラッと………うん、やっぱ見るのやめた。ちょっと目がうるうるしてて『萌え~!!』って感じだったとか見てない。あんなツンツン不良の穂帥先輩があんなデレデレしてたとか見てない。うん、見てない見てない。


「ちょっと、先輩。そんな気色悪い顔しないでください、ミカちゃんが震えてるじゃないですか。大丈夫?ブルブルだねえー。小動物みたいで可愛いよ」


おいおい。そんな圭汰までデレデレしてる…!……あれ?でもちょっと待ってよ…。なんで圭汰あたしにデレデレしてんの?ふつう、ヒロインにするもので……。…あ、ちょっと待って。まさかとは思うけど。ポケットに入れた覚えのない紙が入ってる気がする。カサカサいってるなーとは思ったけど…。


「けい、た…もうだいじょーぶだから、おろして…」

「う、うん…ホントに大丈夫?」

「だいじょーぶだいじょーぶ…」


そういってあたしはグッと親指を立てた。下にじゃない、上にね。圭汰に下に向かって親指を突き出すことなんてないよ、ないない。あたしは圭汰に下してもらうとポケットを探った。カサカサとまるでゴ…げふっ、台所に湧き出る黒い物体のような音ではないがカサカサ探ると神が出てきた。あ、間違えた。紙ね。


「? それ何?」

「ミカン、それまさかラブレターじゃないよな?」

「んなわけないじゃないですか、周りの人間は排除してるんですから。」

「ぇ、排除…?今危険な単語が…。まあいいや。ふむふむ、ほぉほぉ」


とか言いながらあたしは読んでいない。最初の文に









こんにちは!いきなりだけど、僕神様だよ!








って、書いてたから。





あたしはすべてを悟ったのだ。


あ、これ厄介事だ。








と—————…

あとがき、何書けばいいんでしょう…。

面白くないと思っても、趣味で書いてるので許してください!!

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