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第14話 現実逃避、してもいいですか。っていうか、しますね☆

こんばんは!

1週間もあけてごめんなさい…。しかああし!!僕には秘策があるのだよ…


フフフ…←なにもありません。

ぱくぱく…はむっ。…キラキラキラァ…もぐもぐ…ぱあぁぁぁ~


効果音つけるとこんな感じ。それを見てまたはうぅ~可愛い!となったちょっと怖いモブ達は次々とあたしにおかずなどを差し出してくれる。みんな目がキラキラしてるけど…。……。みんな…目…怖い……。ところでもう、お腹に入りきらないのですが…。


「はふぅ…美味しかった!」

「でしょでしょ!」

「よかったよかった」

「これからもずっと僕の食べてほしいな…?」

「おい、お前どさくさに紛れて何言ってんだよ、バカ」

「そうだよ、みんなの癒しなんだから!」


……上から4番目の方。何ヲ仰ッテイルンデショウカ…?そこの隠れ美形!メガネキャラ!!なかなかいい声してるよね、今度録音して…げふっ。なかなかの美少年ボイス。今度ひっそり録音しようかな。…ウ、ウソダヨ!ウソウソ!!


「…僕の声、いい声なの?」

「え、声に出てた?そーりーそーりー。いい声だよ、うん。録音したい。」

「…。そ、そうなんだ。でも颯太のことだから録音するより耳元でささやいてあげるよとか言いそうだから襲われそうになったらちゃんと逃げなよ?」

「おそわ…?なんかよくわかんないけどわかった。」


っていうか颯太とやらのの上の名前知らないんだよね、あたし。悲しいかな、モブってそんなもんだよ。でも抹珂ちゃんだけは覚えてたんだ!!…別によくある名前だったからとかじゃない。断固違う!そんなほやほやとした空気の中でガラッ!とドアを開けて入ってきたのは双子と圭汰。あら、莉楠がいない…いや、別にいなくてもいいんだけどさ。双子と圭汰は周りの女子ににっこりスマイルを向けつつドスドスとあたしの前に立った。


「…ナンデゴザイマショーカ。」

「…ミカちゃん?とぼけちゃだめだよ?」

「………ナ、ナンデゴザイマショーカ」

「藍旧たちから聞いた。」

「っ、ナニヲデショーカーワタクシマッタクワカリマセーンー」


……そこのニコニコしながら冷や汗をかいてる双子おおおおおおお!!貴様ら何をおっしゃってくれてるんだこのやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!…やっぱり、あれですよね。生徒会で御座いますよね!!ああーもうー人生終わったーオワターわははははー…。


「…ミカちゃん、とぼけるのもいい加減にしなさい。」

「…はい。すいません。…アッ、モウコンナ時間ダッ、先生ニ呼バレテルンダアー」


そういって急いで教室を出ようドアを見るとガラッと誰かが入ってきた。その人はいつもは先生が座ってのんびりお昼寝をしているイスに座りいつもの机から本をだし読み始めた。…ものすごく知ってる顔をしていますね。うん。その人に注目するモブクラスメイト


「…あ?どうしたお前ら」

「……ミーカーちゃーんー?もう、言い訳はダメだよ!」

「ぐっ…なぜ……!!なぜ今なんだ…!」

「先生!ひどいですよ!」

「なんで今なんですか!」

「ミカちゃんが可哀相」

「僕がずっと守って…ぐふっ!……殴るなよ…。」

「そのふざけた口一生喋れないようにしてやるわこのバカたれがああああああ」


入ってきたのは先生だった。またまた変なことを颯太だかなんだか君が言っているが気にしない。こういうのは確か気にしたら負け。…そして目の前の般若?アハハ、可愛いよねそんなレベル!な、お顔をした圭汰君も気にしたら負けだ。その後ろで可哀相に…とでもいいたげに見守っているモブどもも気にしないー。


「…生徒会、入ったね?」

「う……はい、入りました…。」

「…え、生徒会?…ミカちゃんが………!?」


はっ!!!!!!!!!!!!抹珂ちゃんに聞かれてしまったあああああああああああ!!!あぁあ…顔が暗いよ抹珂ちゃん…って、圭汰のお顔が般若?あはは、トイプードルみたいだよねぇー♪並なお顏をしている。











現実逃避、してもいいですか。っていうか、しますね☆










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