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第13話 ミカちゃんはそのままでいてね……。

Wii Uパッドからの投稿!


スゥ————スゥ———―——


規則正しい息が聞こえて3人はおどろいた。


「「「え…寝てる?」」」


ソファに横たわり時々ふふふふ…とニヤけながら寝ているあたしに多分引いた。この人たち引いた。でもそれは一瞬で帝王様は毛布を持ってきて双子は枕を持ってきた。心優しい三人は微笑ましくあたしを見ると「寝かせてあげよう」とハモった。しばらくあたしの寝顔を見てクスクスしていた三人はぞろぞろと退室していった。


「……………。えっと…。あたし、熟睡した?」


起きたのは1時間後。おそらく給食の時間。だって、お腹なった。あたしの体内時計は正確なのだ!


「帝王様怒ってるかな…。とりあえず、出る。」


起き上がってその書類がものっすごくたまっている机をチラリと見た後あたしは外に出た。外って言っても部屋の外だけど。そのまま教室に恐る恐る戻る。ちょうど先生と莉楠と圭汰はいなかったためセーフ!!といったところか。


「ミカちゃん!何の用だった?」

「あ、抹珂ちゃん…。いや、なんでもないアルネ…」


抹珂ちゃん生徒会憧れてたもんね…!生徒会入ッチャッタナンテ言ッタラ殺サレルアルヨ…!!抹珂ちゃんには秘密。絶対秘密。同じモブ仲間として悲しませたくないからね…!!


「……。ミーカーちゃーんー?」

「ひぃぃぃっ、ナンデモゴザイマセンカラ!」


高瀬未冠本人しゅじんこうは気づいていないがこの子、小動物みたいな愛らしさがある。震えるとまるでウサギさんのような子なのだ。綺麗とか美人ではないけどウサギさんとかそういう系のカワイイがある。モブはモブでも惜しいモブ。それが未冠なのだ。当時このゲームをやっていた人からのアンケートで次回は未冠がヒロインのバージョンのゲーム化が一番多かった。そんな感じのモブ。


ということで震えた未冠は可愛い。その可愛い未冠ちゃんを見たクラスメイトはブッと口を抑えるとプルプル震えた。


「…あたし、なんか面白いこと言った?」


コテッと首をかしげてキョトンとした顔で聞く未冠にまたもやブッッ———と口を押えた。みなさまどうなさったんでしょうか。やっぱあたしなんかした!?


「……ミカちゃん………。ミカちゃんはそのままでいてね…。」

「? え?」


まあとりあえずよくわからないことは放棄!机に移動してぐだーっと項垂れる。そのまま机の中の本を出して抹珂ちゃんに渡す。


「はぃ…。これ前借りてたやつ…ふああああああ…さすがに寝起きはキツいですわよ…。」

「んっ?…あぁ、これね。ありがと」


そのまま給食の時間になったためお弁当の用意をする。ちなみに今日はお弁当の日なのだ。きゃっほー!今日は確かハンバー……ん?!お、お弁当が入ってない…だと!!?


「ミカちゃん一緒に食べよー」

「……………。…。う、うん…。」

「…ミカちゃん、まさか…。」

「いっ、いや!別にお弁当忘れたとか絶対そんなんじゃないから!絶対それだけはないから!ハンバーグだったから楽しみだったとかそういうのでもないから!!絶対ないから!」


精一杯否定したのになぜみんなそんな微笑ましい目で…。ハンバーグ差し出してくれるのはなぜ…エスパーなのかっ。


「うん、忘れてないんだね…でもうちのも美味しいよ、食べてみる?」

「高瀬さんあたしのもいる?」

「僕のおにぎり美味しいよ?」

「ウインナー食べる?」

「卵焼きもあるよ…」


何でみんな挙ってくれるんだい…!ありがたくもらうけど。ありがとうみんな!でも、そんなに食べれないよ…。


「ありがとう!」


でも、遠慮なくいただくよ。


食いしん坊ではないよ!うん、そんなわけないだろ!!

最近暇で暇で…まったく困ったものですよね!!(同意求む。WwW) 

ストック3…やばい(´・ω・`:)…たりない(泣)

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