1話
休みって短いな・・・
1年中休みだったらいいのに・・・
と休みの時期を懐かしく思うついこの頃・・・
私こと中山 比奈は徒歩20分の私立高校に通う高校2年生なのです。
で誕生日が8月なので未だ16才で学校での成績は真ん中よりちょっと下、背の順だと後ろから三番目と真ん中よりは高いけど胸も大き過ぎず小さ過ぎずみたいな感じで…
自分的には中ぐらいの普通のどこにでもいる容姿だと思うこんな私だけど何故か3回告られ、3回ふった事がある。世の中って不思議だよね?私なんかより他のもっと可愛い子がたくさんいるからそんな子に告ればいいのに…
私には、そっそんな付き合うだなんてムリムリ…と自分に自信がなかったから私なんかと付き合ったら可哀想だからと振りました。ごめんなさい。
なので彼氏いない=年齢なのです…
まぁ、そんなどうでもいい私の話はおいといて…
うん、うちの家族の話をしよう。
うちのお母さんはジムに通い始めてはや2年目、そしてジムでついてるあだながサイボーグらしい…
笑いながら言ってたから笑顔でその話聞いてたけど、お母さんどんだけハッスルしちゃってんの!?
そして、うちのお父さんは中山 幸雄といい中小企業の役員である。
でもそんなお父さんは趣味がミリオタだから、月刊Gunが廃刊された時、あぁ残念だとか嘆いてたけ…だから家には米軍のテントやらスリーピングバックとかいう登山とかで使うみの虫っぽい寝るやつや、ミリメシ俗に言うレーションってやつにエアガン、モデルガンに、はては競技射撃用に許可を申請してショットガンやらライフルやらを持っている。
そのせいか(おかげ?)、そこそこの人よりは銃の知識があり(むしろ嗜みとかいう理由で海外旅行の時に父親に撃たされたりもしたが)
中学の時に一回だけ授業中の雑談で男子がミリタリーの事であまりにも事実と違う事を言ってたからおもわず…
「えっ?それって違くない?あれはこうで………ああなってんだよ~」
と少し語ってきずいたら周りの席の人がドン引き+ポカーンとしてたから、とても恥ずかしかったのでそれからはどんなに間違っていても我慢して黙っているようにしている。ちょっと苦い思い出だ…
そんなこんなを考えたり思い出したりしているうちにあと学校まで半分か、ダルいなあ・・・
と思ったら後ろから、
「おはよっ、ヒナ!」
ん、この声は・・・えーとマイ?
返事を返そうとしたら、
「びゃぁ!」
いきなり抱きつかれた!
「おっおはよう、マイ… いつもいきなり抱きつかないでって言ってるじゃない…」
「えーいいじゃん!朝からヒナ成分を摂取できて最高!」
この子は旭川 麻衣といい去年から同じクラスで仲がよい?
ってか一方的に、なにかと私だけでなく仲がいい女子によく抱きついてくる子だ…
「いやいや、やめてって私は朝から疲れるから…」
「もう、しょうがないなぁ。でも今日、1日分は摂取できたからいっか!」
「ふぅ…」
それからは何事もなく普通に日常の事とか雑談しながら学校に行った。
御意見、御感想、その他、待ってます~