プロローグ
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体、その他の固有名詞とは関係ありません。全部作者の妄想です。
はじめまして?君が今回の依頼主ですか?え?読者?あぁ、なるほど。そういうことですか。では、ご挨拶しておきましょう。
私の名前は蒼井 色。言動からは推定しにくいですが性別は男です。あだ名は 死神やら青色などと呼ばれてますが。職業は死神・・・の依り代・形代です。職業内容、悪魔、魔族狩り。
年齢・・・てか、享年18歳。そう、私は死んでるんです。まぁ、肉体はちゃんとあるので死んでる実感がないんですけどね。そして、この死神に肉体と魂を捕まえられて・・・というのは失礼か
「自己紹介ぐらい、自分できる。」
そう?なら、お願いする。
「俺は死神、曲がりなりにも神様だ。」
曲がってるのは性格もですけどね・・・
「う、うるさい!えっと、さっき色が言っていたが俺の存在はこの世界では不安定だ。信じる者が居れば存在は強くなり否定者が居れば存在は弱くなる。だから、完全に俺を受け入れている色を媒体として俺は覚醒する。」
正確には僕の体を媒体に彼女(死神)が覚醒、その際に肉体と意識が共有になる。まぁ、体はなぜか彼女の姿になるのですが。
「説明ご苦労さん。」
なんで、私が説明役に・・・。
「だって、そういう役職だろ?まぁ、そんなことはどうでもいい。とにかくそういう設定だ。覚えておいてくれよ。ん?そういえばまだ名前を言っていなかったな。俺の名前はノワールだ。」
さて、ここで疑問なのが何故死神が悪魔を狩っているかですが、理由はいたって簡単です。悪魔に人の魂を持っていかれるからです。死神は死者の魂を刈り取るのが仕事。ですが、悪魔は人の魂を持っていく、または喰らうから死神からすれば都合が悪いのです。さて、細かい説明は追々していきますので今はこのくらいにしておきましょう。
さて、自己紹介も終わりましたし、本編へ行きましょうか。
今回の依頼は・・・ケテルですね。
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