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第105話 闘技場戦闘

ズシャアッとジラフィムの頭部から出血しジラフィムは突っ込んできた反対側へ吹き飛ぶ。

――即死よね?

――まだ生きてる。

ヌルがジラフィムのライフゲージを見ると、3分の1ほど削れていた。ジラフィムのライフは約15000。1週目は同様の1撃で600ダメージだったため、約8倍強のダメージを与えたことになる。

――強くなってるのね。

――ああ、それに棘部分の方がダメージ倍率が高い。

――でしょうね。痛そうだもん。

ジラフィムは頭部から顔面に血を流しながら立ち上がり、再び霞の構えを行い突っ込んでくる。そして横なぎの攻撃を前転ローリングで躱し、ジラフィムの背後に回り込む。そしてジラフィムの背中に向かってパイルバンカーを打ち込んだ。

「ぐはぁッ!」

ジラフィムは前方に大きくよろめいて剣を地面に突き立て体勢を崩さないように必死な様子だ。Jはその隙にパイルバンカーを装填する。ジラフィムのライフはもはや3分の1ほどまで減少している。ジラフィムは突然剣をJに向かって投擲し、拳を顔の前で構える。そして一瞬のうちにJに近づいてきた。Jはその剣をサイドステップで躱し、ジラフィムのアッパーカットを首を左に振って回避し、パイルバンカーが装着されている右手をクロスカウンターでジラフィムの顎めがけて射出する。

バキョォオッっという金属によって骨が粉砕される音が王の間に響く。そしてジラフィムは膝からその場に崩れ落ち、地面に倒れた。ジラフィムの口からはドバドバと血があふれていく。ウィレナは剣を構えたままその場に立ち尽くしていた。

 そのジラフィムを見てレーヴェリオンは口を開いた。

「貴様らのことを侮っていたようだ。ジラフィム一人で相手するには荷が重いようだな。」

レーヴェリオンは玉座からスッと立ち上がり、重厚な足取りで玉座前の階段を下りていく。

――イベントスキップ。

レーヴェリオンは棒立ち状態のJに向かって掌底を打ち付ける。Jが後方に大きく吹き飛び、ライフが1になり前かがみで腹を抑える。

――そういえば不死殺しの刃は?

――不死殺しの刃は2週目に引き継げるアイテムの中に入ってない。他にもワープホールとかも入っていない。

レーヴェリオンは何もない空間に剣を構えるように中段の構えを取った。するとその両手から青緑色のオーラが放出される。そのオーラはレーヴェリオンの手元から形を帯びて剣状に形成されていく。ものの数秒でその青緑色の大剣となった。

「我が葬魂の剣にてその命を絶たせてもらう。」

『一か八かだ……!』

「ヌゥウウウウウウンッ!グランツ・エスメラルダ!!」

レーヴェリオンは剣を振り上げ、Jたちに向かって一歩足を踏み出し剣を振り下ろした。

青緑色の衝撃波がJ、ウィレナに追尾して襲い掛かる。衝撃波によって床が割られ結晶があたりに飛び散る。

「J!どうするの⁉」

『こいつを使う!』

Jは球体の落果遺物、ワープホールを取り出し地面にたたきつける。そして、次の瞬間、J達は衝撃波に巻き込まれ、その場から消滅した。

 玉座の間に再びの静寂が訪れる。その沈黙を破ったのはフェレスだった。

――イベントスキップ。

バルバロ共和国に転送されたJ達、そこでマウガン、ソーコル、ミランと出会い、ミランが人質としてとらえられ、武闘大会に出場することになった。

「そうか、それは心強い。なら、後の一人は、J殿、誰がいいと思う?」

①『ウィレナ』

②『ソーコル』

Jは1番目の選択肢を選んだ。

『ウィレナ』

――イベントスキップ。

――スキップばっかりね。

――この辺はイベント続きだからな。

「両者見合えい!」

レフェリーが試合開始の合図を行う。

J、ウィレナ、マウガンが武器を構え、対戦相手達は体勢を屈めて武器を構える。

そしてレフェリーが手を上げ、勢いよく下ろした。

「試合、始めィッ!!」

試合開始のドラが響き渡る。Jは真っ先に弓兵に向かって突撃し、弓兵はJめがけて矢を射るが、Jはこれを首を傾け躱し、木大剣を縦振りで弓兵を吹き飛ばす。弓兵の体力ゲージは一気に半分ほど削れ、Jはそのまま倒れた弓兵に向かって剣を叩きつける。弓兵は2発で体力ゲージが0になった。

1週目とはちょっと変わった展開ね。さすがにレベル上がってるからかしら?

Jの背後から双剣兵が襲い掛かるがJはそれを見ずにバックローリングで躱し、同時にJに向かって突撃してきた双剣兵と、長槍兵に向かって腰を入れた横薙ぎの一撃を放つ。双剣兵と長槍兵は壁に叩きつけられる。そして一気に間合いを詰め、倒れている長槍兵に向かって渾身の叩きつけを行うと、長槍兵の体力ゲージが0となりダウンした。そしてサイドステップで双剣兵に近づき、立ち上がろうとする双剣兵の頭部めがけて木剣を叩き下ろし、双剣兵の体力ゲージを0とした。

ライフゲージが0になると同時にレフェリーがストップをかける。

「試合終了―!勝者……!チームマウガンー!」

――ウィレナとマウガン何もしてないわね。

――俺が強すぎるからな。

――ちょっとは謙遜しなさい。

――ちょっと自信持ってもよくない……?

コルヴォは開いた口が塞がらなかった。

――イベントスキップ。

Jたちは闘技場を後にする。そして2回戦が始まり、J達の試合がすぐに始まる。

2回戦の相手は全身を甲冑で身を包んだ騎士3人だ。

――戦い方は1回戦と変わらない。起き攻めを狙って、後は縦斬りで勝負は決する。

Jの予告通りにJは2回戦を軽々と突破し、トーナメント決勝へと進出した。

――イベントスキップ。

「さぁ!試合ィイイイイイイ開始ィイイイイイイイ!」

決勝戦の試合開始のドラが鳴らされる。

Jはドラが鳴ると同時に巨人、カローヴァにダッシュする。カローヴァは持っている巨大な棍棒を横薙ぎで振り回すが、Jはこれを前転ローリングで躱し懐に潜り込む。Jは持っている大剣でカローヴァの腹部を横薙ぎに切り払う。Jの攻撃により頭部が下がったカローヴァに対し、Jは切り上げ攻撃をしかけ顎を斜めに打ち抜く。顎を打ち抜かれたカローヴァは脳を揺らされ膝をついた。その隙にマウガンがカローヴァに対し木大剣を頭部めがけて振りぬく。カローヴァはマウガンの攻撃をうけよろめき、その隙にウィレナが木刀で連続突きでカローヴァの胴体にクレーターを作る。カローヴァは咆哮を上げJに向かってショルダータックルをする。Jはそれをサイドステップで躱すと、カローヴァは突進後振り向き、再びJにショルダータックルをぶちかます。それも同様にJは躱し、再三のタックルも同様に躱すと、カローヴァはその場で立ち止まり肩で息をする。

J達はその隙にカローヴァに一斉攻撃を仕掛けると、カローヴァは頭から地面に崩れ落ち、そのまま起き上がることはなかった。

「決着だぁあああああああああ!荒ぶる巨人を制したのは我らがチャンピオンチーム!チームマウガンがトーナメントの勝利者となったぞぉおおおおお!」

――イベントスキップ。

城門から蒼銀の巨狼、フェンリルが現れる。


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