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転生伯爵令嬢は元気です:打ち切り:  作者: アクドニアデフジム
第一章 転生令嬢の日々
3/28

第3話 自室筋トレとアドルの困惑

はい、連日投稿です、今回は短めです。


第3話




:場所:ヴァイハイム伯爵家・レラシアの自室:視点:レラシア:




さて、先ほどお父様にお願いして武芸稽古で使用する武器と服を用意してくれる事を了承して

もらった後、お父様に部屋に戻って勉強するように言われた訳だが。


(うーん、このまま部屋に戻って普通に勉強するのもなぁ、他に何かできることとか・・・

あ、そうだ!来るであろう武芸稽古に備えて、基礎体力と筋肉を鍛えよう!古今東西何事も

まずは持久力と筋力が無いと長く続かないし)


とレラシアはそう考えた後、急いで部屋に戻ると部屋に在る衣服をしまっているクローゼット

開くと何か出来るだけ運動がしやすい服装が無いかと探し始める。うーんゴージャスで派手な

ドレスや質素なドレス何かが多いな、もしかして記憶が戻る前の私の好みとかだったのかな?。


「ふむ、この中で一番マシなのは白色のセーラーブラウスに青色のギャザースカートに白色の

ストッキングかぁ、まぁドレス類よりかは断然動きやすいと思うしこれで我慢するか」


とレラシアはそう呟きながら、先ほどまで着ていた青色の貴婦人風のドレスを脱ぎ捨てた後、

先ほど選んだ服へと着替えていく。ふむ、どうだろうか?。


「ふむ、どうかな?見た感じの服装は中々良いと思うけど、まぁ幼女の服装なんてどうでも

良いかな」


とレラシアは鏡の前に立って着替えた服の見て感想を呟くと、少し鏡から距離をおいた後。


「さて、それじゃあ初めにすることはまず凝り固まった関節を柔らかくする為にある程度

柔軟運動して体をほぐしてから、攻撃的な動作の運動でもしようかな」


とレラシアはそう呟くと、軽く腕の関節を伸ばしてみたり、少しきつめに足の関節を伸ばし

たりしながらある程度体をほぐし終えると、スパッと立ち上がり攻撃的な動作運動へと移る。


「よっと柔軟運動はこのぐらいで良いかな、それじゃまず基礎的なところで正拳突き120回

してから中段蹴りを60回くらいしようかな」


とレラシアはそう独りでそう呟きながら、姿勢を真っすぐにしてから右手を突き出し、瞬時

に引いて反対の左手を突き出すと言う動作を黙々と120回繰り返したところで腰あたりの高さ

に向かって交互に蹴りを60回繰り返す、追加でシャドウボクシングなどもしながら。


「ふん!はぁ!ふん!はぁ!とぉ!ふぁー疲れたぁ、やっぱ身体が幼いせいで、すぐに疲れ

ちゃうなぁ、でもこれを毎日続けていけば後々身体が鍛えられてより多く繰り返すことが

出来るようになるから地道にがんばっていくぞぉ!」


とレラシアはそう生き込んでもう一度同じセットを繰り返すのであった。




:場所:ヴァイハイム伯爵家・アドルの自室:視点:アドル:




最近自分には少しだけいや、かなり悩み事がある、それは自分の妹であるレラシアが一体

何を考えているのかが分からないことだ、何せここ数週間の間少し色が派手なだけの簡素な

ドレス以外の服装になって、自身の身体を鍛え始めたからだ、まず自分が知っている妹の

レラシアは我が儘で気まぐれ屋な子であり、貴族の娘にしては珍しく自身をあまり着飾ったり

とかはせずどちらかと言うと着易い簡素なドレスを好む子だ、少し服の色は派手だが、そして

色んな事に興味を抱いだく好奇心の塊ではあるのだが、すぐに飽きて別の事に夢中になり

やすいと言う何とも言えない妹のはずだったはずのだが。


そして今度は一体何に興味を抱いたのかは知らないが、急に我が家の中庭で自身の身体を

鍛え始めたのである、その時の自分はどうせ一週間もしない内に飽きるだろうと思ったので

、その時は全くもって気にもしなかったのだが、それから一週間で飽きるどころか四週間

経っても飽きもしないで勤勉に鍛え続けていたのである。


(これは!一体あの飽きやすいレラシアが数週間も同じ事を続けているだと!?)


流石にその時になって自分は普段の妹とは思えない異常な行動だと思い、すぐに父上のところ

へと相談しに行ってみたら、その父上は物凄くいや大変驚かれていた、まぁ父上はレラシアの

習性を嫌と言うほど知っているから、そんな風な反応になるのは分かるが、流石にそこまで

驚くのだろうか?。


そしてある程度落ち着いたところで、父上が教えてくれたのだが、どうやら四週間前に突然

書斎室に来たかと思えば、武芸を習いたいので鍛錬用の武器と服を用意してくれとレラシア

に頼まれたようであり、その鍛錬具がそろそろ我が家に配達されるそうだ。


なるほどそれでその鍛錬が出来るように毎日身体を鍛えているのか、そもそも一体どこで

鍛え方などを知ったのだろうか?我が家の書庫室にその様な本は無かったと思ったのだが、

改めて書庫室の本を全て調べた方が良いだろうか?、まぁとりあえず一体何を読んで武芸に

興味を抱いたのかは知らないが、今回のレラシアが抱いた興味は予想以上に長続きするのでは

ないかと何となく自分はその様な予感がしていた。・・・せめて大事にならなければいいの

だけど。





と言ったところでここまです、何か主人公のレラシアが自室で筋トレ始めたり、兄のアドルが困惑していたりとがありますが、次の日には投稿していると思うので、ゆっくり読んで、感想やアドバイスなどよろしくお願います。

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