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転生伯爵令嬢は元気です:打ち切り:  作者: アクドニアデフジム
第一章 転生令嬢の日々
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第1話 転生伯爵令嬢の目覚め

皆様こんにちわ作者のアクドニアデフジムです、いや何か令嬢物書きたかったので書いて投稿しました

色々とツッコミどころがある考え方する主人公ですが、読んでいってね。


第1話




さて、皆様もし事故か何かで死んだ後、異世界に転生したら何がしたいですか?、人によって

は未知が広がるその世界を旅して周るとか、あるいはその世界に存在する魔法の力と前世の

知識を駆使して内政チートや政治チートなどをしてみるとか、あるいはバトル漫画で出て来る

修行法を試しながら自身身体を鍛えると言う修行狂い的なことをしてみるのも良いだろう。


まぁ生まれた環境で出来ることが限られてしまうと言う事を考えなければと付くけどな!。


さて、こんなくだらない話はこれぐらいにして本題に移ろうと思う、何故急にこんなことを

言いだしたのかと言うとだ、どうやら自分はこの綺麗な灰色の貴婦人風のドレスを着た金色の

ロングヘアーの容姿が綺麗に整っていて、不気味に映る白眼の瞳をした幼女に転生してたので

ある・・・。


いや、正直言ってね、自分自身も訳が分からない状況だよ、本当に気が付いたら綺麗で可愛ら

しい紅白色のベットの上に寝ていて、しかも目覚めたら身体が幼い幼児体型になっているん

だからわけがわからない状況だよ。いやまぁ若干前世の記憶が蘇る前の記憶もあって、どう

やら自分の名前はレラシアと言う名である事と、自身がヴァイハイム伯爵家の娘である事と、

自分には二つ年上の兄が居ることと、自分の母親は二年程前に流行り病で死でいる事と、自身

の父親名前はボルデアと名である事と、今の私自身の年齢が10歳くらいの子供だと言うこと

しか分からなかった。いや日々の習慣とか一応思いだせるけど。


まぁその他使用人の名前などは殆ど覚えていないことから予想するに、前世の記憶が戻る前の

レラシアは他人に対してあまり興味がない薄情な子供だったのだと予想できる、まぁだけど

兄の名前とか父親の名前は覚えているので、家族にだけは心を開いていたのだと思う多分。


まぁそんな些細なことはほっといて、とりあえず現状することはだ、如何にも幼い女の子の

部屋っといた空間に置かれているレトロで高級そうな本棚からこの世界について書かれた本が

ないかどうかを探してみることだろうか?。まぁそう言う事で、いざぁ読書タイム!!。


そしてレラシアは本を読み続けて数時間たった後。まぁあれだよ、あれからしばらくの間

色々と本を読んだりしたのだが、まぁ結果だけ言うとだ、ほぼ全て幼い女の子用の絵本しか

なかったので、本を読むのに費やした時間の割に、大して何も分からないままだ。


いやまぁ一冊だけだけ『階級魔術の基礎について』と書かれた何か指南書的なことが書かれた

本があったなので、恐らくこの世界には、前世では存在しなかった幻想的で超常現象的な力の

概念が存在していることが、何となくでも分かっただけでも成果はあったと思う事。てか肝心

のこの世界について知識が、全然分からないままじゃないか、はぁ本当にどうしたらいいの

やら。


(うーん、部屋に在った本棚には、幼い女の子向けの本しかなかったから、大して何も分から

ないままだし・・・あぁそう言えば確か、この部屋から出て、右に進んで行ったところに、

大量の本が収納されている書庫室的な部屋があったよなぁ、いっちょそこに行ってみるか)


と考えた後レラシアは、無駄に勢いよく高級感溢れる模様が刻まれた両扉を乱暴に開けると、

そこには赤い絨毯が敷き詰められた、白く綺麗な廊下へと出る。うわぁ前世の記憶が戻って

から改めてみると、如何にも上級貴族の屋敷って感じがする内装だなぁ。


「さて、早速書庫室へと移動しよう、確か部屋から出て右の廊下だったよなぁ?うる覚えだけど」


とレラシアはそう呟きながら、書庫がある部屋へと小走りで向かって行く。それにしても今着て

いるドレスって、本当に走りにくい服なんだな。




:場所:ヴァイハイム伯爵家・書庫室:視点:レラシア:




「えーと書庫室は、確かこの辺りにあったはずだけど、おっとここだな」


とレラシアはそう言って、樹木の紋章が刻まれている橙色の両扉の前へと立ち止まる。

この如何にもなぁ両扉こそ、目的の書庫室の扉である。


(前世の記憶を思い出してから改めて見てみると、この樹木って叡智とか進歩とかを表して

いるように感じるなぁ、まぁとりあえず中に入るか)


とレラシアは心の中でそう呟きながら書庫室の両扉を幼い腕で開くと、そこには天井ギリギリ

まで詰め込まれた満載の本棚が大量に配置されていた。


(おぉこれだけ大量の本があればこの世界についてある程度は分かるかな?まぁとりあえず、

片っ端から本を調べますか)


と心の中でそう呟きながら、レラシアはその辺の本棚から手当たり次第に本を手に取って

読んでいき、そして読み終えたら本は、自身の隣に積み重ねて置いていく。


(ふむふむ、へぇなるほどここではそうで、はぁーなるへそ)


さて、粗方書庫室に在る本を読み終えたので、今分かっている事を教えると以下の通りだ。


まず、私はヴァイハイム伯爵家と言う貴族家の娘であり、そして今は私がが住んでいるこの

ブルゴーニュ王国と言う名の国家あるが、東には様々な国家群が存在し日々争いが絶えず

起こっているようだが、隔てるように巨大な山脈が北の海岸から南の海岸まで続いている

ため殆ど東の争いには関心はなく、基本観察程度の目的で外交官を送るくらいで特に干渉は

せず、そして西には特に国家と言った集団はなく、あるのは極めて危険な生き物たちが生息

している大規模な森林があることぐらいである。


そんな立地にて存在するこの国の統治体制だが、国家君主が貴族達の領地の支配利権を認め

保護する代わりに、対価として国家君主に忠誠を誓い従える事と、貴族が統治している領地

から得ている税金の内一割を国家君主に献上することが取り決められている、つまり前世の

西欧州辺りの封建制に似た考え方の国家体制と言った感じだろう。


そしてそんなブルゴーニュ王国内には、数多くの貴族家が存在しており、中でも極めて影響力

が強い五大貴族は王国の支配領域内の約1割を以上を直接支配する大貴族だ、そして私はそんな

超凄い五大貴族家の内の一家であるヴァイハイム伯爵家のご令嬢と言うのが私なのだと言う

事が、調べた結果分かったのである。まぁつまりは、今世の私はかなり高貴な身分に位置する

大貴族のお嬢様と言う事だ。


「うわぁ何だこれ、私ってこんなにも凄い高貴で身分の高いの娘に生まれたんだねぇもう笑う

しかないやぁアハハハ勝ち組だなー・・・はぁ闇に塗れる政略社交界かぁ」


とレラシアはどこか棒読みな声色でそう呟きながら最後に呆れるようにため息を出したところ

で、書庫室の両扉が開かる音が聞こえたのでそちらへと視線を向けると、見ただけで如何にも

高級品と言った感じの質感がある白色の長袖の白いトップスを着込み、黒色のメンズズボンと

焦げ茶色のブーツを履いており、綺麗な金髪のショートヘアーであり、そしてレラシアと同じ

くらい整った容姿をした白眼の瞳の少年が入って来る。


「あれ、レラシアか?書庫室で本を読んでいるようだけど、調べたいことでもあったの?」


と白眼の少年こと自分の二つ年上の兄である名前はアドル・リッド・ヴァイハイムは優し気な

声でそう問いかけて来る。記憶を思い出してから初めて兄上にあったけど・・・あれだな中性

的な容姿のイケメンて感じだな、まぁまだ10歳だから幼さはあるけど。


「あぁ・・・兄様ですか、はい少しブルゴーニュ王国の歴史とヴァイハイム家の歴史でも調べ

ようかと思って、色々と本を読んでましたが」


とレラシアは真顔で歴史について調べていた事を伝えた。別に隠す事でもないと思うし。


「え?珍しいな、いつもさっさと勉強を片付けたら絵本しか読まなくなるレラシアが、歴史に

ついて調べるとは一体何があったんだ?珍しく父上に勉強しろと言われたのか」


とアドルは今まで歴史に興味がなく読みもしなかった本を、何故急に読んでいるのかと訝しげ

にそう聞いて来る。あれ?これ怪しまれてるのか?何かムカつく。


「ただの気まぐれですよ、それと兄様は私が歴史について調べただけで、何故そんな反応に

なるのか詳しくお聞きしてもいいですか?普段あまり勉強しないですが」


とレラシアは咄嗟に鋭く睨めるようにアドルに視線を向けながら物凄く機嫌が悪そうに問いか

ける。どうだ!この演技力に恐れおののけぇー半分マジだけど。


「えぇ・・・いやそのなぁ別に深い意味で聞いたわけではないからな!、おっと私は調べ物が

あるからな!」


とアドルはレラシアの眼光と言葉に怯えたのか、あたふたと焦るように離れて本を開いて

調べ始める。なかなか焦りぷりで、何かこれはこれで少し複雑だが、とりあえずこの世界に

ついてはある程度分かったし部屋に戻って、あの『階級魔術の基礎について』の本を読むと

するか。







と言った感じでここまでです、いやね俺は悪くね何か書いていたら何か変な思考をする娘になって

いたんです!つまりキャラが勝手に暴走してこんな風になっていた、一体どうなっていくんだろう。

ちなみに話はある程度スタックしてあるので、当分の間は間隔があまり空かずに投稿できると思い

ます。それではまたの次回へぇ。


2022/3/01に修正

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