どっこいしょ、どっこいしょ。やっほい、愚民ども!
「あたいはねぇ、小説家になんぞなりませんよ!そこんとこ、父さんも母さんも理解なさってるんです?」
私、チクバ・ノトモは現在進路のことで家族とトラブっている。
家族はわたしが小説家になると勝手に思い込んでいるのだ。やれやれ。
わたしは茹でている途中のパスタを三角コーナーにぶち込み居間に消化器を乱射してみた。実に恍惚!読者の少年少女たちもフラストレーションがたまったら真似してみるが良い。家族の慌てふためく様子がたまらなく愉快痛快なんちゃって。
「おまえなんかどこかへ行って野たれ死ぬが良い!」父さんは言った。
「ソーダソーダのソーダ水」母さんの同調圧力。
「おどれら、そんなことが言えた義理かよ!?」私、発狂!
消化器乱射!!!!窓ガラスにぺちゃぺちゃぺちゃ、狂喜乱舞!!!!
父・母、共に阿鼻叫喚
「ふふふふふっははははっはははは踊れ踊れ!!!踊り狂うが良い!!!!無様、ネ☆」
・・・
・・・
・・・
その時であった、大家が来訪したのは・・・
「君たち、去れ。」
一同「はい。。。」
おしまい