二日目(推理編)
全員がメインホールに集まり、そして事件の結末を僕が話し出す。
「本当に解けたのか、木下君。」大島さんが尋ねる。
「えぇ トリックだけなら。」
「じゃあ そのトリックは、どんなもんなんや」木野さんが聞く。
「まず、最初にドアを開ける時に、違和感があったんです。普段のドアには、ないような。」
「それってどう言う?」五十嵐さんが聞く。
「ドアの隙間がなかったんです。」
「ドアの隙間ぁ?」「はい 普通は、ドアの下に隙間があるんですが、なかったんです。」
「でも私の部屋にはありますよ。」須藤さんが、言う。
他の人も自信は、無さげだが、頷く。
「はい 他の人のドアを見ればわかります。なら、ミスリードとは、思えない。
何か目的はあるかを考えました。
一つだけあったんですよ。すぐにわかるのに、下の隙間を埋める理由が」
「それって」赤松君が唾を飲む。
「今回の凶器は..........”アカマツ”です。」
「僕ですか いや僕はやってません。」赤松君が、聞く。
「赤松君の方じゃなくて、植物にアカマツという気があるんです。調べてみたら武器庫にありました。
油分が多く、煙が出やすい。あと、松茸が生えるのが特徴です。」
「まさか....」伊藤が呟く。
「今回の殺害方法は、一酸化炭素中毒です。」
「でも、そんな大きな物入れれるんですか?」榎本さんが聞いてくる。
「何も木を全部燃やすわけじゃありません。
実際、リンゴやバナナなどの果実は、皮の方が栄養が高いことがあり、
赤松の木も同等で、木本体よりも、葉っぱや皮の方が一酸化炭素を多く排出します。」
「なるほど。一酸化炭素は、無臭無色 分かりにくい。」大島さんが解説をしてくれる。
「でも、この推理が合ってるっていう確証がないですよね。
それに、宇野さんが、犯人の偽装工作を見過ごしているとは、思えないんですけど。」
「鋭いですね それを言われたら私は何もできない。だからそこでアレを使います。」「アレ?」
「権利使用。”宇野さんは、偽装工作を見過ごしていた。”」
「”NOだよ”」アナウンスが流れる。
「NOなら、いつ隙間をなくす仕掛けをしたんだ。」
「一つだけあるじゃないですか。昼時間」
「!」皆が同じように反応をする。
「さぁ 出してもらいましょうか。 アリバイ。」
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「アリバイがなかったのは自分、須藤さん、定岡さん の三人。
この中の三人の中の誰かが犯人ですね。」
「じゃあこの三人釣りましょうよ。いくら密室だったとはいえ、
昼時間にトラップを仕掛けていたんなら、アリバイのないこの三人が犯人なんですから。」
小森さんが思い詰めたように、言う。
「そうですね 吊りましょうか。 赤松君..................って言って下さい。」
「宇野さんの権利って使えますか?」赤松君が聞く。
「"はい使えますよ"」アナウンスが流れる。
「「え」」自分、赤松君を除いたみんなが驚く。
「じゃあ宇野さんの権利を使って.................小森 俊を追放します。」
「”了解だよ。”」無慈悲なアナウンスが流れ。
「はぁ? どう言うことだよ。」
怒鳴りながら、両足、両手をどんどん消えていく。
「もう一つドアに違和感があったんです。あのドアのぶ斜めに傾いていたんですよ
一回開いたら水平になるようになっている仕組みだったのに。」
最後には口さえも消える。
「”小森 俊 彼は、殺人鬼だったよ”」何も感じていないようなアナウンスが流れ。
二日目の昼時間は終了する。
二日目までご覧いただきありがとうございます。
やっとミステリーをかけたので作者自身達成感があります。
三日目からも書いていくので、引き続き、ご覧いただけたら幸いです。




