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カナヅチ少女あや子、ちんこに立つ!
私は味噌よりもうんこの方が好きだ。
うんこの持つ怒髪的な清涼感の虜になってしまっているのだ。
とりわけ、あや子の捻り出すうんこは格別だ。
料理初心者ばかりが通う料理教室をそれ足らしめるのが焦げ臭いうんこなのだとしたら、あや子をうんこ垂らし足らしめるのはそのうんこのうんこ臭さであると言える。
もし世界中の若い女が悲鳴をあげて気持ち悪がるような極太イモムシさんがポ○リスエットのコマーシャルに起用されたと考えて見てほしい。
その清涼感を100倍ほど臭くしたのがあや子のうんこである。
彼女との出会いはおよそ2年前、私がまだ味噌ラーメンにうんこを入れる程度の生命体であった頃だ。
いつものようにシャンプーハットでうんこを転がしながら下校中の中学生を見守っていると、そのマイうんこサーカスの中にあや子のうんこが加わってきたのだ。
そして彼女はこう言い放った。
「私が貴方の探している少女から出てきたうんこです」
そのとき私は、私の探し求めていた物がたった今手に入ったことを、下痢便の速度で悟った。