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窓明かり

窓明かりというものに人間はロマンを感じるようだ。


刑事がブラインドを指でへこまして外を見る行為、あれの窓明かりもいいものだ。

カッコよさを感じられる。

ちなみにあれはブラインドが傷つくのでやらないほうが良い。


満点の夜空が見える窓も、夕日のさす窓辺も、朝日の差し込む窓辺も、雨の日の窓辺も違った魅力であふれている。

私は友に窓明かりについてどう考えるかを聞かれた時、まずこの美しい景色を映す窓たちについて想いをはせた。

窓を通してみるからこその美しさがあると私は思う。


次に私は自分の部屋の窓に想いをはせた。

昔から自分と共にある景色、旅から帰ってきたときにそこからの景色を眺めると帰ってきたという気持ちがより一層強くなる。

しかし今はあまり旅に出ていない。

いつもは帰ると必ず窓の外の景色を楽しんでいた私だが、最近は旅に出ないためか自分の部屋の窓の景色を眺めることがなくなった。


長いこと窓の景色を眺めていない窓はどうなるだろか?

眺めることがないから汚れにあまり気が付かない。

普段であれば窓の外の風景を眺めるときに窓の汚れに気が付く。

そして美しい景色を見るために窓を掃除する。

だが除かない窓はどんどん曇っていく。

曇った窓では明かりもキレイにささないだろう。


窓越しだからこそ、その景色の良さを理解できるのではないかと私は思う。

実際にその空間にいることで感じるよさは確かにある。

しかしだ、それには景色以外の要素も感じているのだ。

だがしかし、窓一枚挟むことで純粋に景色だけを楽しめているのかもしれない。


自室の窓のそばで窓明かりに照らされながらそんなことを私は考えた。



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