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現実と希望
なぜ小説は面白く、教科書は面白くないのかふと気になった。
正直教科書が全く面白くないわけではない。
しかし、教科書を読むのと小説を読むのだったら小説を読むほうが面白い。
これは私の気質がそう判断させているのかもしれないが、私はそう思う。
ではなぜそう思うのか、私は空想の有無であると思う。
教科書はほとんど事実しか書かれていないが小説は違う。
誰かが空想しそれを込めたものだ。
人の夢を面白く感じているのだろう。
両親は、教科書は面白いという。
どういう観点をもって教科書が面白いといっているのかは分からないが、歴史研究家がいるように事実から何かを読み取り、それを面白いと感じる人がいるのもまた事実だろう。
例えば現実には完璧な人間がいないが小説には完璧な人間を出すことができる。
自分にはできないことを実現し簡単に憧れることができる。
しかし現実では難しい。
どうしても生々しさを感じさせられてしまうし、きっと思い通りにはいかない、そう思えて仕方ない。
私が小説を面白いと感じるのはそんな事実から目をそらしたいのかもしれない。
現実で話せないとあきらめてしまっているからかもしれないし、逆に現実にしたいという願望からかもしれない。
ただ一つ言えるとすれば、私は現実に希望が持てないのかもしれない。




