誹謗中傷
この世の中は誹謗中傷にあふれている。
何か気に食わないことがあっても、それの解決案を提示せずにただそれが悪いと言うだけ。
何が気に食わないのか、明確な理由がわからずともとりあえずそれを否定する。
こんなものは序の口だ。
自分に恩恵がないことはすべて悪だと言わんばかりに否定をする。
自分に価値を見出せないこの世界が悪いと全力の責任転嫁をする。
挙句の果てには、自分が好きだと告げても答えてくれない、そんな人はだめだと否定をする。
とうとう自分が好きだと思った人すら否定し、誹謗中傷する。
まるで世界は自分のためにあるのかのような口ぶりだ。
いや、実際のところ世界は自分のものという部分はあっている。
自分の人生は自分のものであり、自分が生きている限り世界を自分のものとする権利はもちろんある。
しかし、それは他の人も同じなのである。
今自分が生きる世界は自分のものである。
だがしかしそれは他の人も同じことなのだ。
自分の道理だけが通ることはないのだ。
無理やり自分の道理を通す自分がいるのであれば、他にも自分の道理を押し付けてくる人間は必ず存在する。
自分が不快に感じる人間がいるのであれば、きっと自分のことを不快に感じている人間もいる。
何もおかしなことはない。
自分が異性を選り好みするのであれば、異性たちも選り好みをするのである。
自分に好きな人がいれば、相手にも好きな人がいるのだ。
別にすべてを受け入れる必要はない。
だけど「自分がされて嫌なことは人にしない」こんな小学生でも分かることを実践できない人間でこの世界はあふれかえっている。
だから私は世界に対して文句を言うのだ。




