傷つける話題振り
下ネタとは場を和ましたり沸かしたりするのに絶大的な威力を発揮する。
しかしその反面、一つ使いどころを間違えると場の空気を破壊してしまうなかなかに厄介な存在である。
使い方が難しいものはこの世界に数多く存在するが、気安く使えてここまで使い勝手が難しいものはそこまで多くはないだろう。
特に現代においてこの下ネタというものは、セクハラといわれてしまったりデリカシーがないと怒られてしまう時がある。
ここで重要になってくるのはセクハラの方だ。
セクハラとして扱われるということは本当に誰かを傷つける行為となってしまっているということだ。
それを考えると僕は下ネタを用いることができない。
別に下ネタを使われることは気にならないが、下ネタをほぼ使わない人間の完成だ。
下ネタを言われたぐらいでセクハラと感じる人間は少々被害妄想が過ぎる、そう言う人も世の中にはいるだろう。
これは実際多少なりとも正解だと私は思う。
鈍感な人間にはそもそも直接的な暴言でない限りそこまで響かない。
だが実際に人を傷つけた下ネタを言うような人の下ネタは本当に少しだけなのだろうか?
いての言ったことに鈍感な人がいるように、自分の言ったことに鈍感な人間もいるのだ。
その言葉が相手を傷つけるかどうか、それを考えずに発言する人間。
それは人を人知れず傷つけるだろう。
別に返事は速いほうがいいというわけではない。
だからこそ良い人間であるために私は自分の発言を口から出す前に自分に向けて言う。
最低でも自分が言われて傷つく発言は誰かを傷つける可能性を孕んでいる。
自分の中に基準を設けるために一度どこまでが人を傷つける言葉なのかを考えておくことが人を傷つけないことに一役買うだろう。
わたしはこの文章傷つく人がいないことを願う。




