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求めるモノ

答えがあるって信じたいことって多いですよね。

人が自分に求めるものと自分に自分が求めるものは違う。

自分は自分にこうあれという理想を求める。

自分が成りたいものになることを求めてくる。

しかし他人は違う。

他人が求めてくるものはその人にとって都合がいいか否かだ。

会社からすれば使える従業員が欲しいわけであるし、恋人からすれば理想の恋人であることを求められる。

別にそれが悪いことだとは言わない。

友達にだってそういった感情を全く抱かないわけではないだろう。

待ち合わせ時間もできれば自分に合わせてもらいたい、話も自分に合わせてほしい、同じ趣味でいてほしい。

こうあってほしいと思っている時点で相手には何かを求めている。


別にこの求められているものに答えるか否かは自分が決めることなので求められることだけは問題ない。

求められたものに答えられない人は見捨てればよいし、見捨てたくないのであれば妥協すればいい。

しかし、この世の中では求められたものに必ずこたえなければならないものがいくつか存在する。

それは親の要求だ。

この世の中で確実な上下関係が一つだけある。

それが親子関係。

親は生まれたばかりの子供をどうとでもできる。

今生きているあなたたちは皆、親が生きてほしいと要求していたからこそ生きている。

本当に生まれたことに価値がなく、むしろ害まであるものはそもそも生まれない。

たとえ生まれたとしてもすぐに殺されてしまうだろう。

故にこの世に生きるすべての人間は誰かに求められて生きているのである。


だが悲しいことにそれを理解できる人間はごく少数だ。

だからこそ我々は声をかけなければならないのである。

声にして、音にして、あなたが欲しいと、君が必要だと。


あなたには価値がある。だから僕の力になってほしいと。


そう考える僕は自分に価値があることを求めている。

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