人が世界に生まれる方法
人は誰かの応援がある限り心が折れることはありません。
最近はアイドルがバーチャルの存在となり外見という面でアイドルになれないなんてことはなくなりました。
これはいいことなのか、それともアイドルというものの質が下がったのか、もくしは枠組みが変わったのか、どれにせよ時代に合わせて様々なものが変化している。
今回私はアイドルというもの似ついて少し考えようと思う。
今、アイドルといえばと聞かれても多すぎて答えられないだろう。
テレビに出ている男性向けアイドル、女性向けアイドル、YouTubeで活躍している実写のアイドル、同じくYouTubeで活躍しているバーチャルアイドル、これらの違いは何であろうか?
共通することといえば誰かに愛されていることや、ある程度整った見た目であろうか?
男性向けアイドルと女性向けアイドルの違いは明確であろう。
ただのターゲット層の違いだ。
だがバーチャルアイドルだけはほかの者とは違うとことがある。
それは体が絵であるということである。
バーチャルなだけあって実際に会って握手することもできず、実際に会って話すこともできない。
だがこのバーチャルアイドル、アイドルとしての定義はきちんと満たしているのだ。
そもそもアイドルとは偶像であり、人々の願望を具現化したねがいの塊なのである。
こういった人がいてほしい、こういった人と同じ世界を歩みたい、そういった願いをかなえる存在なのだ。
そう考えると整形などせずに簡単に体を生み出すことのできるバーシャルアイドルは手軽で楽であるだろう。
誰から見てもカッコいい、かわいい、そんな顔や体を持って生まれる人は少ない、それを簡単に実現できる良い技術だ。
ではそもそも普通の人とアイドルの違いは何であろうか?
今回比べるのはアイドルとただ見目麗しい人である。
なお、見目麗しい人は性格もいいものとする。
そうなってくるとほとんど違いがないことが分かるだろう。
では何をもってしてアイドルとするのか、私は応援する人の存在だと思う。
アイドルがアイドルたらしめるものは何であろうか?
見た目か、性格か、それともファンサービスの有無か、どれも違うと私は思う。
アイドルの当て字が偶像であるようにアイドルとは一種の信仰であり、誰かが願うことで、信仰することで初めてアイドルたらしめる。
これは別にアイドルに限った話ではないが、誰かに認められた時人間は初めて世界に生まれる。
物理的に観測できることもそうであるし、誰かが感情や思考で認識してもそうである。
だからこそ人は誰かの声を聞いてあげなければならないのだ。
この世界に多くの人を産むために。




