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人を好きになる

私は人のことを好きになりすぎないように気をつける。

世の中には好きになられて迷惑を被ることがあるらしいし、何よりに好きになった人にそう思われるのは辛すぎる。

友人程度までであればすぐに好きになってしまうが、恋人程度までは好きにならないように注意する。

私の心は強くない。


人を好きになるのはいいことだし、人と恋愛をすることもいいことだろう。

でも私は好きな人に拒絶されることに耐えうる心を持っていない。

だから私は誰かを恋愛対象として好きにならないように最新の注意を払う。


誰かが誰かを愛するのであれば、逆に誰かが誰かを嫌うことがある。

私は幸い人を好きにはなりやすいが嫌いにはなりにくいらしい。

これまで生きてきた中で本当に嫌いと思った人間は片手で数えられるほどでしかなく、私が人を嫌うような存在でなかったことに私は心底安心した。


私は人に嫌われることが嫌いだ。

そうでありなら自分がされて嫌な人に嫌われるという行為を自分がするのはよろしくない。

明確な理由があって嫌いになるにはしょうがないとして、なんとなくで人を嫌いになることはあってはならない。

それはとても大切なことだ。


最初にも言った通り私は人のことを好きになりやすい。

すぐに人のことをいい人だと感じてしまうし、すぐその人のことをかっこいいと感じてしまう。

渡すは私を好きでいてくれる人を嫌いにはなれないし、好きにならないでいることが難しい。

愛していると言われれば顔を赤くして照れてしまうだろう。

そして言わないようにしているはずなのに、愛していると返してしまいそうになる。


ちょろいと思われるかもしれないが私にとって愛をくれる存在を愛さないのはそれほど難しいことなのだ。

私は多くの人を愛すことができるほど器用ではないし、多くの人に愛されるほどいい人でもないので、愛してくれる貴重な存在を愛さないという選択肢が取れない。


私は愛してくれる人がいると嬉しいし、好きでいてくれる人がいると嬉しい。

でも他人は違うかもしれないし、世の中にはどうやら好きになられて困るという人もいるらしい。


これだけで私が誰かを好きにならないようにする理由は十分だ。

つまり私が好きになっていい人は私のことを好きと言ってくれる人であるし、私はそんな人を好きになる。


つまりアイドルとかにハマりやすい人間だということだ。

アイドルたちは愛されるために存在するし、ファンを愛してくれる。

実に理想の体現であり偶像だ。

そんな人の唯一になりたいと思う人は絶えないだろう。


著:愛することが下手くそな者



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