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事実は小説よりも奇なりて

始まりはいつも突然で、きっかけはいつも些細なことで、情熱は突然湧き上がってくるものだ。


それを経験したことのあるものは、その衝動を思い出すようにじっくり時を待ち、それを経験したことがないものは、焦りつつがむしゃらにその衝動を追い求める。


知っている人には余裕があり、余裕のある人は気を逃さないように気を配ることができる。

知らない人は余裕がなく、常に空回りをしながら必死に答えを追い求めるのだ。


余裕がある人を愛する人は二番目でもよく、その代わり安定した一番を得たいのだろう。

逆に情熱を求める人は常に一番でありたく、困難な道を乗り越えてでも一番にありつきたいのだろう。


1人しか該当しない条件を探し求める人よりも、多くの人が該当する可能性のある条件で人を探し求めるのでは、その探し他人に出会える可能性は大きく変わってゆく。


妥協ができない人が答えを得ることが遅いのは当たり前であり、基準が低い人が結果を得ることが容易い。

これは紛れもない事実であり、自分がどちらを取るかで自分の運命は大きく変わる。


運命が大きく変わる要因がもう一つある。

それは自分から行動することだ。

自分から行動すると言うことは大変難しい話であり、そんな難しいことができる人は大きく運命を変えることができるだろう。


物語の運命は作者が引いたレールの上であり、なるべく数奇な運命を歩いて、偶然に偶然を重ね、全てのチャンスを逃さなかった者の運命である。

だから物語のような運命を得ることはできない。


とは言わない。

先ほども言った通り、物語の運命は作者が引いたレールの上であり、作者が作り出した運命とも呼べる。

つまりは物語のような数奇な運命は手に入れることができるのかもしれないと言うことだ。


決して妥協せず、自分に理想を考え、その自分の理想が自分を選ぶようにレールを引いてしまえばいい。

それを成すにはどれだけの力があればいいだろうか?

私には及びつかないほどの努力が要るだろう。

そしてそれを邪魔する者が幾度となく現れ、自分の理想を叶えることを諦めたくなるだろう。

道はそれを乗り越えた人に開かれるのだけどね。


自分ができる全てをして、さらに運命という曖昧なものに縋ってまで得た結果、それを成し遂げることが出来るからこそ世界にはこのような言葉がある。


事実は小説よりも奇なり


故に世の夢を見るものよ、理想を追い求めるものよ、諦めることなかれ、さすればきっと未来を掴むことができるだろう。


著:小説のような恋愛に憧れる者


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