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ナンパ師VS妬む人間

ナンパとは悪い事だろうか?

私は時折このことを疑問に思う。


相手の気持ちを考えないしつこいナンパは褒められた物じゃないが、ただナンパをするだけであるのならばそれは、実はすごい技能かもしれないと思う。


私はそこそこ人見知りをする方だ、それ故に異性の友人はおろか同性の友人も少ない。

仲のいい人には自分から話しかけることができるし、話を振られたら他人であっても答えることはなんの問題もない。

私にできないのは大した用事でもないのに相手に話しかける事だ。


そう、ナンパをできる人は私にできないことを平然とやってのけるのだ。

それは相手の方がその面において優秀という事だろう。


ナンパにもかっこいいナンパと、カッコ悪いナンパがあるのを忘れてはいけない。

1人の異性に対して複数人で囲むような行為はきっとカッコ悪いし、勇気を振り絞って自分にできる精一杯で声をかけた人がいるのであれば、たとえ振られたとしてもかっこいいだろう。


自分から人に話しかけられる人はすごい!

何かきっかけを作れる人はそれだけで価値がある。

保守的な現代においてその能力はきっと自分の未来を切り開いてくれる。


なぜ物語の主人公は勇者であるのだろうか?

その答えは簡単だ、物語を紡げるのは勇気ある者だからだ。

恋愛小説の告白だってどちらかが勇気を出して告白した結果だ。

強大な敵を討つには大きな覚悟がいる。

つまり覚悟を決めて行動に移せる人はやはり勇者の素質があるのだ。


まあ、それを認めることができるかどうかは別だ。

人は相手の幸せを妬まずにはいられないものだ。

相手がどのくらい努力していたとしても、人は自分から見える結果以外を理解することはほとんどない。

だから自分ができないことをやってのける人相手に嫉妬をするのだ。


相手が勇気を出してナンパをし、相手の好感度を稼ぎ、告白をする。

その結果恋人を手に入れたとしても、他人のことだからと工程のことを考えずに、ただ恋人がいることだけを妬む。

果たしてその行動はカッコいいのだろうか?


結局ナンパしようがしまいがカッコよくて恋人のできる人間はいるのである。

そしてそれを妬みたくなる人の気持ちもわからなくはない。

でも、自分がカッコよくあるためにはせめて羨む程度にとどめておく必要があるだろう。

私のように勇気のない人間ならなおさら。


著:結局は行動できなくて他人を羨む人間


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