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温厚な性格を手に入れる

私は今までFPSゲームというものに触れずに生きてきた。

母は人の殺し合いをする野蛮なゲームだといっていた。

父は操作が難しいゲームだといっていた。

弟は口を悪くしながらも楽しんでプレイしていた。

私は聞きかじった知識しかない。

人づてに聞いただけの知識でそのものに対する評価を決めるのはどうかと思い、せっかくなので自分で体験してみることにした。


とくにやってみたいタイトルもなかったため、友人がやっているものをやってみることにした。

探す過程でどれも15歳以上対象であったり、17歳以上対象であったり、いかに情操教育を施されていない子供たちにやらせてはいけない、思っているかが伝わってくる。

現実とゲームの区別はしっかりつけろよ。という思いがひしひしと伝わってきた。


実際に友人に教わりながらFPSゲームを始めてみた。

父が言っていたようにとても操作が難しい。

しかし、自分が実践したことが一試合ごとに反映されるため自分の成長が非常に良くわかる。

これは、身になっているかよくわからないお勉強よりものめりこんでしまう気持ちが分からなくもない。


そして多くのFPSゲームはチーム制であり、味方の強さで勝ち負けが決まってしまうことがある。

弟が怒っていたことはこれなのだろうと私はあたりを付けた。

確かにどうしようもなく味方が足を引っ張ることもあるだろう。

しかしだ、この世の中には足を引っ張る者たちは、それはもう数えきれないほどいる。

それらすべてに対して怒りを向けるだろうか?

その熱意を他の者へ回す人のほうが多いのであろう。


そして初めてからある程度たったとき私は出会ってしまった、俗にいうチーターという存在に。

私はひどくむなしくなった。

なぜ法を破るのかと。

なぜゲームにすら卑怯を持ち込むのだろうと。

私は理解ができなった。

ゲームのルールを破り、他人から顰蹙を買い、さらにそれを買うためにお金まで費やしている。

いったい何がしたいのだろうか?

私には理解することができなかった。

ゲームが苦手な人が足を引っ張ることは全くと言っていいほど気にはならなかった。

しかし、このチーターとやらには死ぬほど腹が立った。


ルールをうまく利用して戦うせせこましい人も構わない。

あれは創意工夫だ。

持てる知識を総動員しての工夫だ。

何かしらの弱点はある。


なぜ平等であろうとしている世界に卑怯を持ち込むのだろうか?


私は気が付いてしまった。

なぜ世間ではFPSゲームの風評が悪いのかと。


それは人を殺すゲームであるからではない。

卑怯に身をやつす人が増えてしまうからだ。


これはやってみないと気が付けないことであると私は思う。

つまりは、昔FPSゲームをやったことがあって、あのゲームは性に合わないと答える人間はとても温厚な性格をしているのだろうと私は考えた!


つまり今後私がこのFPSゲームを辞めた時、私は温厚な人間になれるのだと思う。


本当にそうだろうか?


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