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百合女と幼馴染

昨日投稿できなくてすみませんでした‼

「うう……疲れたよぉ〜」

「お疲れ様」

「まーくん癒してぇ~」

「よ~しよしよし。よく頑張ったな。咲夜」

「えへへへ……」


 咲夜はあんなひどい目にあった後も情報収集を続けてくれた。


「ちょっと貴方。いくらお姉さまの幼馴染だからと言って距離が近すぎじゃないですか?」


 まあそのひどい事をした百合女はここにいるのだが……


「僕たちの関係に部外者が口を出すなよ」

「部外者ではありません‼ 私はお姉様の下僕ですもの‼」

「うわぁ……きっも……」

「きもくて結構‼」


 何なのこのメンタルの分厚さ……こいつのメンタルは鋼か何かでできているのか? きっとそうに違いない。あのような断られ方をしておいて、未だ咲夜にへばりついているあたりそうとしか考えられない。


「ま~くん……」

「ん? どうして?」

「もっと私を甘やかして? もっと頭撫でて? ギュッとして?」


 い、いつもの数倍咲夜が甘えん坊だ。これは……うん。悪くない。むしろとてもいい。


「むきぃー‼ どうして貴方みたいな量産型〇クみたいな顔の人がお姉さまに触れているのですか‼ 気にいりません‼」

「百合女。少し黙ってろ。咲夜さんはお疲れなんだ。それ以前にお前何ナチュラルに僕の部屋についてきているんだ」

「いけませんでしたか?」

「いけないに決まってるよ‼ 大体僕はお前が嫌いだ」

「あら? 奇遇ですわね。私も貴方の事大嫌いですわ」

「こ、こいつ……」


 ふぅ……落ち着け。雅也。こんなバカの相手するだけ無駄だ。ここは冷静に、クールにいこう。


「き、君が僕の事を大嫌いなのは分かったからどうか早くお引き取り願えないかな?」

「女にあれだけ言われておいて何も言い返せないなんて情けない男」

「この野郎‼ 下手に出てればつきあがりやがって……」

「野郎じゃありません。貴方、人の性別も判別できないんですか? もしかしてその眼はお飾りなんですか?」

「く、くぅぅ……‼」


 超殴りたい。あのムカつく顔面に強烈な一撃を見舞って泣かせてやりたい。でもダメだ。僕は女はもう二度と殴らないと咲夜を殴ったあの日に誓ったんだ。だからここは我慢だ。我慢。


麻紀(まき)ちゃん。それ以上まーくんをからかうようなら私……()()で怒るよ?」


 その瞬間僕の背筋がゾクッとした。まるで自身の心臓を何者かに捕まれ、生殺与奪の権利を相手に握ら手ているそんな感覚……


「お、お許しください……‼ お姉さま……‼ 今後二度とお姉さまのお気に召されない事は致しません‼ ですから何卒ご容赦を……‼」

「うん。素直でよろしい。それからこの後何すればいいか……わかっているよね?」

「はい‼ 勿論でございます‼」


 そう言うと麻紀は僕の目の前でそれはもう見事な土下座を披露してくれた。


「この度は本当に申し訳ございませんでした‼」

「お、おう……」


 こうも綺麗な土下座を見せてもらうとなんだろう……一度踏んでみたいと思ってしまう。


「まーくん? 今私以外の女の子に邪な事考えたでしょう?」

「あ、うん……ちょっと僕の中に眠るSっ気が目を覚ましそうになってそれで……」

「ふ~ん。なんで?」

「何でと言われても……その……コイツって見るからに気が強いじゃん? それがこうして土下座している姿を見ると……そのつい……もっと屈服させてやりたいなぁ……と思って……しまいまして……」

「ふ~ん……」


 その『ふ~ん』怖いよ‼ それからその眼止めて!? 超怖いから‼


「麻紀ちゃん」

「はい‼ なんでございましょう‼」

「やっぱりさっきみたいにまーくんの事虐めていいよ」

「咲夜さん!?」

「私。私以外の女の子にそういう気持ち向けるまーくん嫌い。だからちょっとお仕置き」

「そ、そんな……」


 嫌いと言われただけでもメンタル結構抉れたのにそれに加えてお仕置きなんて……酷いよぉ……


「さぁやっちゃえ‼ 麻紀ちゃん‼」

「ふっ、ふっふっ。お姉さまからのお許しも出た事ですし……借りはきっちり返させてもらいますね?」


 うわぁ……コイツ凄い悪い顔してる‼ もうやだ本当‼

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