第九話・東雲の
だんだん自分でもよくわからなくなってきているから、今書いてるのほあらすじ?みたいなものにして、しっかりした文に直したいかも
東の空がだんだんと明るくなっていく中、薄暗い屋敷の廊下を歩いていた。
最上階へ着いたら、しばらく進んだ後に吹き抜けに橋がかかっている。そしてその先には鍵のかかった重い扉があり……
「ここだな……」
その重い扉を押し開けて、その先に待っていたのは、困惑した表情のあの白髪の少女だった。
「会いに来たよ、夜空」
「あなたは……誰……?」
夜空に近寄り、その手を握る。そして彼女にとっては初対面となる自分の名を名乗る。
「俺は東雲蒼夜。お前の『希望』だ」
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蒼夜の部屋開けたのは、やはりエリシアだった。しかし以前と違うのは、その時既に蒼夜が起きていると言うことだ。
「あれ?起きてる……」
「なんか悪かったか?」
「いや、いい心がけね。」
相変わらずのエリシアのその態度に安堵しつつ、肝心な紫の天使についての話題に変える。
「ま、悪い夢見て早く起きちまっただけだけどな……紫色の髪した気色悪い男に身体中抉られて殺された夢だよ」
以前紫の天使の名を出して殺されかけたから、今回はその反省を生かして、あくまで夢での話ってことにした。
「いやぁ、マジで夢で良かったよ。これで正夢とかだったら洒落にならないけど……」
エリシアは疑いの目を向けてはいるものの、攻撃はしてこない。
そして、近づいて蒼夜の顔を覗きこんで……
「なんだか別人みたい……」
そう一言呟いて、部屋の外へ出ようとする一歩手前でエリシアは振り返り、こっちを向いて憎たらしい笑みを浮かべた。
「案外正夢かもね」
そう一言言ってから、朝日差し込む廊下へ出ていった。部屋に一人残された蒼夜は着々と支度をしながら独り言を呟く。
「マジに夢ならいいんだけどな……これは避けられねぇ事実だ。」
部屋を出てから向かう先は夜空の部屋だ。
作戦の為の協力を仰ぐ為に……
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案の定、不信感を抱いているエリシアは、俺と紫の天使が意図せず繋がっているものだと錯覚してくれたお陰で、先程の夢の話がこれから起こるのでは無いかと危惧しているようだ。
「さて、今のところ順調だけど、相変わらず肝心の紫の天使をぶっ殺す方法が思い付かないな……」
今俺は白に包まれた教会のような空間にいる。自分の他にもう一人いる少女もまた、イメージカラーは白で、自分の「黒」がより一層目立つ。そんな中、机に腰掛けながら思考を巡らせる。
「私としても可能性を練ってるんだけど、この状況で殺すのは少しばかり、いや、ほぼ完全に無理に近いよね……」
十字架に腰掛ける白い少女もまた、同様に想像の中で試行錯誤しているようだが、結果は出ないようだ。
「蒼夜くんの『リセット』であれだけ試したのに全部無敵ってどうすりゃいいんだろうね……
まあ、唯一の解決策は『私』に頼るしかないけど、今使ったらまた倒れちゃうからね……」
「まあ、ただ考えていても何も解決はしない。そろそろ時間だし、行ってくる。」
そう言うと、その少女ほ十字架から飛び降りて、こっちを向いて手を振っている。
「いってらっしゃい、またおいで」
「ああ、何度でもお世話になるよ。『夜空』」
つづく
話が飛んでてよくわからなくなってるんで、一章終わったら書き直します。なので今書いてるのはパラパラっと読み流してくれてもいいです。
あと、ペンタブ買ったんでイラストきたいから毎週更新できなくなるかも。その分イラスト描くんで、そっちを見てくれるとありがたいです




