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#004「平日:一月十八日から二十三日まで」

#004「平日:一月十八日から二十三日まで」

我が家で暖かいのは炊飯器と便座だけ、という自虐交じりの朝礼が終わったところで、課内の空気は冷え切ってしまった。真冬だから、仕方ない。

先日の会議で、夏のクールビズに引き続き、冬のウォームビズが行なわれることになったようだ。

こういう瑣末なことの決定だけは早いのが、我が社の特徴である。

ともあれ、空調の温度は一括管理され、二十度に固定されている。夏場ならキンキンに冷える温度なのに、冬場だと温かいと感じるから不思議だ。

冬将軍かブリザードか、課長が飛ばす駄洒落が無ければ、もっと快適に違いない。

昼休み。いつものようにスーちゃんと益体の無い話で盛り上がっていると、松井くんが声を掛けてきた。

彼女にフラレたので、レディースチケットが一枚余ってしまったというのだ。

社会人になってから連絡が疎遠になってしまったせいだと嘆いていて、ちょっと可哀想だと思い、スーちゃんに水を向けようとした矢先に『ちょうど良かったじゃない、ユキちゃん』と先手を打たれてしまった。

一瞬、コノウラミハラサデオクベキカと思ったが、高橋さんの誘いを断る口実になると思い直し、一緒に行ってあげることにした。

ただ、松井くんが立ち去ってからも『ようやくモテ期が到来ね』と言われたので、オデコを一発、強めに弾いておいた。この、デコッパチめ。


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