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最終日
思っていた以上に早い結末だった。
今日確認しに行ったところ、遺体は無くなっていた。三毛猫がいた場所に微かに濡れた跡があったのと、申し訳程度に毛が抜け落ちていた。
正直に言えば後悔した。
人か、動物か、どちらが持っていったのかは分からないが、とにかく三毛猫は俺の前から姿を消した。
そういえば、名前をつけてなかったな。
やっぱり、ミケ、かな。
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死んだ三毛猫と別れるまで 作者：
灰色の猫
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