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サブストーリー 【浦○太郎③ タイコやヒラメの舞い躍り】

私は再び住むことを許された部屋に戻る。部屋の中は良く見ると不思議なものが色々とおいてあった。

その中でも一番驚かされたのが部屋の中を照す光る玉であった。


男は恐る恐る光る玉を指でつつくと玉は硬くガラスで出来ているようであった。光る玉を不思議そうに触る姿を後ろで見たいたタイコが笑いながら教えてくれた。

この玉は『電球』と言うらしい。


この海底都市には『電気ウナギ』と『電気クラゲ』が交替勤務で発電を行っているらしい。この海底都市の全ての明かりを任されているのだから、電気と言うものは何て凄いのだろうか。


男はタイコに海底都市の街を案内して貰うことになった。タイコが来るのを部屋で待つとタイコの隣にもう一人の女性が立っていた。彼女の名は『ヒラメ』でタイコと同じくここで女中として働いているらしい。彼女もなかなかの美人であるがタイコの笑顔の勝利は揺るがないものであった。


海底都市の町並みは『ネオン』と言うものに照されて一日中明るい。私達三人は楽しく街を散策していると、とある場所に案内された。

ここは『クラブ』と言う場所らしい。どういう場所か二人に聞くと皆で踊りを楽しむ場所らしい。


私は二人に連れられて恐る恐る建物の中に入ると、室内は暗く天井に吊るされているキラキラ光る玉が室内を様々な色で照していた。


男は踊りは盆踊りしか出来ないと踊りを拒み、二人の踊りを眺めていた。二人が笑みを浮かべながら楽しそうに踊る姿を見て男は何て幸せなんだろうと思う。

タイコの踊りはどこか淑やかで踊りと言うより舞っているように惚れ惚れしながら見つめてしまった。

『タイコやヒラメの舞い躍り』は何て素晴らしいのだろうか。



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