バイト先との出会い…?
僕は優くんに着いて行った。その先は優くんのバイト先?
そしてそこでのバイトの内容について話を聞くが…??
「僕のバイトでありここの本当の仕事は、まあ簡単に言うとスパイ兼殺し屋です。」
優くんが言ったその言葉に耳を疑う…どころか右耳で聞いて左耳から抜けていった。脳の処理が追いつかない
「はい…???え、?」
それは現実にある言葉か?
「殺し屋とは言っても基本的には実際に殺しはしないよ。ただ、銃を扱うってだけ。」
店長さんらしき人の殺しはしないという言葉を聞いてひとまず安心した。ひとまずね。 殺し屋さんたちが同じ部屋に2人もいるだなんて嫌だったからだ。
「銃を扱うってことは、僕が手から出せるっていう銃を…ってことですか?」
「そうだね。理解が早くて助かるな」
やっと脳の処理が追いついてきたところだ。優くんのその言葉は遠回しに煽りにしか聞こえないんだけど。。 とりあえず深呼吸をした。2人がそれを見守った。
「どう?信じれそう?」
と優くんが聞いてきたが僕は首を細かく横に振った。それを見た優くんが少し笑った。 でも普通に考えて信じれるわけが無い。僕の警戒心はとけない。ところで…
「ところで、あなたは誰ですか?店長さんでしょうか、?」
僕は女性にそうなげかけた。ずっと気になってた笑
「うーんまあそうなるかな?」
そうなるって、どういうことだろ…
「実はここの本当の店長は今…というかずっと任務中なんだよね。だから代わりにこの人がここの店長みたいな事をやっててずっとここにいるんだ。そしてこの人は一番最初にここでバイトを始めた人でもあるんだよー」
そうなんだ。もしもここでバイトをしてたらほんとの店長さんに会うこともあるのかな。というかこの人は今はバイトの方はやってないんだ?なにか理由があるのかな? なんてこの時の僕が既にバイトをしてたら…って考えに陥っていることはわざと無視した。
「北霧という。まあ優が説明した通りだ。今後関わることになるだろうからよろしく」
「はい、よろしくお願いしま…って、なんで僕がバイトやる前提なんですか。」
危ない、流れていってしまう所だった。それでこの人のことは切霧さんと呼ぼう。
「逆にそんなすごい力を持ったというのにやらないのか??」
そう言われたら少しギクリとした。なぜならこの人は本気の目をしていたから。力のこともバイトの事も嘘じゃないんだ。そう信じることが出来た。脳みその中ではまだクルクル回っているけどね。 そしてそれと同時に僕も目覚めたからにはここで働いてもいいんだと少し喜んだような気がした。誘われることは嬉しい。
「少し考えてもいいですか?正直まだ信じきれてはいなくて。」
ほぼ信じたようなものだけどね。僕に時間の確保は必要だった。
「もちろんかまわないよ。私も話していて信じ難い事だし」
北霧さんも信じ難いって。まあ、それもそうだよね。 考えなければと思った瞬間にこの人私って言うんだとかこの人はさっきから力のことやバイトのこと自体は他人事のように話しているけれど、バイトしてたんだよね?とかいらない思考が流れ出した。
「じゃあ今日は一旦解散しよっか。ごめんね僕こそ急にこんなとこに連れてきて。」
「いえ、もしこれが夢だとしても楽しい話を聞きました。」
本当に夢としか思えない、というか、夢であって欲しいのでそう言ってその場を立ち去った。
最後まで連絡先は交換しなかったが学校を相手に教えてしまったのでずっと考えているふりをして話を切ることはできないんだよなあ。と少し口が軽い自分を恨んだ
僕は家に着くなりベッドに倒れ込んだ。結局シチューの材料を買いに行くのも忘れてしまったが今日は脳みそを使いすぎたので特に空腹など気にしてる余裕もなかったしなにより気力が残ってなかった。
どうしよう、と考えていたらいつの間にか意識が夢の中に入っていった。。