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銃を持って。  作者: セキ
2/6

書店にて とある人との出会い。

最悪……いじめっ子軍団がいるのかよ…

新刊のとこにいるなよな、

そんなことを思っていたら

「ねえ、君。」

「ねえ、君。」


 えっ。いじめっ子軍団が気づいた?その1人?それとも怪しまれたか?とりあえず口を開けて、


「すみません!」

「その手、」


 あっ、言いたいことが被った。どうしよう。あれ?今、なんて……


「ああ、ごめんごめん。いいかな?」


「はい、」


「まずはこっちを向いてくれる?」


 うっ、手って言った?まあとりあえずいじめっ子軍団では無いみたいだし……えいっ。

 そして振り返って顔を見た。自分より少し年上とみられるの高校生くらいの男の人。自分より10センチくらい背が高いかな?顔立ちはととのっていてまさに人生勝ち組って顔だ。綺麗な藍色の瞳が僕をうつしている。


「うん、ありがとう。」


 男の人が笑った。そして


「その、手、見せてくれない?」


「えっ、手、ですか?」


 突然の意味不明な言葉に驚く。こんな手に用事が?手相占いの方とかかなあ、

そしてなんの躊躇いもなく手を差し出す。


「…手になにか違和感とかはないかな?」


「違和感、ですか……?」


 なんでそんなことを聞くんだ?違和感かあ……そういえば、


「そういえば、手から何か出るような……感じがしたけど…」


「!!」


 男の人が驚いなような顔をした。うわあ、これはやったな……絶対何言ってるんだこいつ、って思われたよね。


「すみません、違いますよね!漫画の読みすぎでした!!」

 そう言って振り向いて帰ろうとした。うん、もう帰ろう!厨二病ですよどうせ!すみませんでした!!


「待って。」


 肩を掴まれる。ううっ、力が強くて逃げられない…なんでこの人こんなに必死なんだよ、離してくれ、今すぐにでも帰りたい。

 強く掴む手から逃れようとしていた時


「あれれぇ、一ノ瀬ちゃんじゃんw」


「あ、本当だ〜 こんなとこで会うなんて、さいあく」


「!!」


 しまった、男の人の相手をしている場合じゃない。少し声が大きかったよな。さすがに気づかれた。本当にどうしよう。逃げて帰って泣きたい……てか新刊買わせて。


「ごめん、来て!」


 男の人に急に引っ張られた、ビックリして手汗が止まらないけどとにかく今はいじめっ子軍団と離れたくてついて行く。もしかしてわざと?今の会話だけで気づいたの? 逃げているときにいじめっ子軍団が「おい」とか何とか言っていたような気がしたけどそれでも書店で走る訳にもいかず早歩きしている足は止まらない。ひたすら無視して書店を出た。


「えっと、あの!どこに行くんですか!?」


 やっと言えたぞ。 男の人の足が止まる。分からずについて行くなんて、怖い。


「とりあえず、そこのカフェでお茶でもしない?」


 ……人生初ナンパか?



「じゃあ、アイスカフェラテと、」


「レモンティーで……」


「かしこまりました。」


  店員さんは注文を聞いて戻って行った。僕と身元不明のお兄さんは書店から結構離れたカフェのテラス席に座っている。


「それで…あなたは誰で何の用ですか?」


 ナンパなら即帰る!女だと思われてるのなら論外。まあ、そう思われたのだったらもう認めるしかないのかも。


「えっと、急に走ってごめんね。俺の名前は星那 優(せいな ゆう)。用は後でじっくり話そう。ところで、さっきの人たちって。」


 優さん…というのか。


「さっきの人達は…まあ、友達です。」


「違うでしょ、あの感じからして。もしかしていじめっ子とか?」


 あれ、見破られた?いじめっ子っていうのも気を使われる気がしてなんか嫌で、友達って嘘をついたんだけどな。


「なんで……分かったんですか、?」


「うーん、バイトで慣れてるからかな?笑」


「バイト??」


 しまった、疑問が口から出た、男の人がなにやら少し悩んでいる時、


「こちらアイスカフェラテとレモンティーですね。」


 店員さんが注文しているものを持って来た。

 自分の頼んだレモンティーを少し飲む。美味しい。


「それじゃあ、俺が君に話しかけた理由を話そうかな。」

2話更新ー!

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