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「リア……少しだけ君との記憶がよみがえってきた。
昔の俺は君と楽しく笑い合っていたよ。
君の事を恐怖に一瞬、思った
それは、君という存在のあるべき姿が俺にとっては、あまりにも突然すぎたからなんだと思う。
君の言う800年前の俺は、今の俺に見出されても、それは俺には重すぎる。
俺は、間違いなく今を生きる俺で、君の事は……正直何もわからない。
ただ、君が言う800年前の、君の愛する俺を受け入れないわけでは無いんだ。
その証拠に、俺の身体は依然と比べ物にならない位、頑丈に出来ている。
これを見る限り、君のいう事も事実なのだろう。
だから、俺は君を否定しない。
君のした事にお礼を言うべきなのかは正直分からない。
でも、言える事が有る。
よく聞いて。
一緒に旅をしないか?
俺と俺の仲間と……今の仲間と。
長い旅になる。といっても君にとっては瞬き程度の時間なのかもしれないけど……
その旅で俺はいろいろな事を学びたいと思っているんだ。
そのうちの一つの……
永遠の伴侶を得る……
君のことだったんだね……
こんなにあっさり一つのテーマを叶えてしまって……
正直、物足りない想いは有るが……
もっと燃え上がる様な大恋愛があるんじゃないかと思ったが……」
「僕じゃ……嫌だってのかい?
僕は………………だって……ずっと」
また一筋涙を流した。
「泣かないでくれ、そんな事は言っても無いし、思っても無い。
リア……
一緒に行かないか?
一緒に行ってもらえないだろうか?
リア、俺を愛する、俺だけを愛する君……
ずっと、ずっと昔、俺が愛してやまなかったであろう大切な君……
どうだろう?
800年ぶりに再び一緒に旅に出よう……
そして、俺に昔のことを物語りしてくれないか? 君の思い出を、俺に分けてくれ……
そして、君の成したかった君の望んだ未来を800年後の今……一緒に叶えよう? 君となら俺は構わない。永遠ともいえる君の想い出にまた残してくれ、今度は楽しい思い出を最後に残して欲しい」
「ああ……僕の愛する君、君ならきっとそう言てくれるだろうと思っていたよ。
僕は、やっぱり幸せ者だったんだね……
同じ男に二度も求婚されている……
答えはずっと決まっていた。800年間何も変わらない。
もちろん……
喜んで……
お供……
致します……」
リアが俺に抱きついて、胸に顔を埋めて、泣いている。
決してその涙が、また悲しい涙に変わらない事を俺は君に誓う。
行こう……
君の進めなかった時間を進める旅に一緒に出よう……




