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レコンキスタ 旅立ちの再会  作者: 樹本茂
第二章 アンケリッツ・ミル・エリミタージュ
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「チクィート……

こいつなんて言わないでくれるかい? 前のようにリアと呼んで……

欲しい……

チクィート、愛するチクィート……

僕の願い……


受け入れてくれるかい?」


そいつは……

リアはそう言って、俺の頬を撫でて金色の漆黒の瞳を潤ませていた。


リアは……俺の心を読めるのか?

俺は言葉に表していない。それなのに先回りして、さっきから答えていた。


それにしてもミーリア……

ミーリア……

懐かしい響きだ。


俺は以前、その名を呼び続けていたような、そんなあるはずも無い懐かしさを感じて、彼女の望みを意識せずにかなえた。



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