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「ランスウッド……は……何処だ?」
「ああ、彼かい?
心配はいらない。
君が終われば、次は彼の番さ……」
番……
「どういう事だ?」
「気にする事は無いさ、君を再生したら、次は彼の番だと言った。でも、早くしないと、彼が拡散してしまう。そうなると……
厄介だ。だから……
いま、君がすべきは……
ここで僕に、おとなしく抱かれている事だけだよ……
僕の子守歌を聞きながら……
穏やかに過ごすがいい……」
再生……
何を言っているんだ……
「だから……
君の身体を再生しているんだよ……
信じられないかい? なら……チクィート……見せてあげるよ……但し……」
そう言った彼女は膝の上に抱いていた俺の背中に細い腕を廻し、上半身を起こし、
「見て見るかい?」
視線で俺の足先へと誘導した。
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