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レコンキスタ 旅立ちの再会  作者: 樹本茂
第二章 アンケリッツ・ミル・エリミタージュ
44/86

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「ああ、この感じ……

やっぱり、チクィート……


僕の愛する君……

僕だけを愛する君……

今夜は君を離さない……」


彼女の瞳が、俺の唇から離れた時、彼女に促されるように静かに瞬きをした。何も彼女は言わないが、そうすべきだと……そんな思いが込み上げた。


刹那---


「ミーリア………………」


なんだ?……


俺を抱く、金色の瞳、長いプラチナブロンドの髪、透き通る白い肌、美しく輝く、今まで俺の唇を求めていた薄い彼女の艶やかな唇……20代後半のように見える吸い込まれる様な圧倒的な美貌で俺を只々、見つめている……


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