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後頭部に鈍痛が………………
「イテテテ……ランスウッド……痛いよ!」
「ハハッ!」
床に伏したまま、ランスウッドは答える。
さて、どうするか……
ランスウッドの機転で俺は死んだことになったのだろう……
もうここで、この領で生活する理由は無くなった。否、出来なくなった。だな。
ならば………………考えるまでも無い……
そして、……
床に伏し、処刑を望む俺の優秀な家臣……
その男に乗る幼少からの友……
………………
面白い!
「ふっ」
あ、またやってしまった。
その刹那、二人は俺に注視した。
床にひれ伏すランスウッドが頭を上げ俺を見た。
その背中に乗るキャッシュが立ち上がり正対し、にやけた表情を収めた。
ああ、こいつら、俺の癖をようく理解しているのだな。




