黒薔薇の暗黒騎士
これが初めての小説なので、読みにくいかも
しれません!そこはどうかご理解お願いします。
更新は毎日更新とまではいきませんが、
週一ペースで更新していこうかと思っています。
ここ誤字ってるとか、意味が違うんじゃないの?
とかがあれば、どんどん指摘してくれると
ありがたいです!
それでは!第1話です!
これはとある暗黒騎士の話。
彼はいわゆる異世界転移してきた「勇者」と呼ばれる
人達の1人だった。
彼は昔、弱かった。他の勇者達よりも…
他の勇者達からは「無能」と呼ばれ虐められ、
遂には王国から追放された。
何故?何故、自分は追放されなければ
いけなかったのか?考えに考え抜いた結果、彼は
1つの結論に至る。それは、自分が「無能」だから
だと…彼はそこから10年間修行を積んだ。
そして、剣と属性魔法を極めた者にしか辿り着けない
魔剣士の最終進化ジョブである「極魔剣王」という
職業に至った。
そして、彼に転機が訪れる。
魔王リズエルが魔王軍に入らないかとスカウトしに
彼の元までやって来たのだ。
彼女は魔族の国を作り、争いのない世を作るのが
夢だと彼に言った。そして、その命を我にくれぬか
とも言った。彼は、その提案に乗り魔王の部下と
なり、その命を魔王へと捧げ、忠誠を誓った。
そこから彼と魔王、四天王達の伝説が始まった。
彼には複数の伝説があるが、容姿は不明であった。
何故なら彼は戦闘時は常に漆黒の甲冑を見に纏って
いたからであり、性別も不明である。
そんな彼が戦場で戦っている姿をかつての人族の
騎士団長が詠った詩がある。
-黒き鎧を纏いて舞うは戦場、
幾度の戦を越えて不敗。
我らに与えるは「絶望」、
魔王の右腕にして、魔王を超えしもの。
かの者、人にして、人に在らず。
神をも超えし、「最強」。-
彼は、圧倒的な実力を人族に見せつけ、絶望させた。
100万の人族側の兵士をたった1人の力で捩じ伏せた
という逸話も残っている。
いつしか彼は、人族側から「魔王の最終兵器」、
「黒の災厄」、漆黒の鎧を着て、薔薇の装飾が
施されている黒剣を持つ姿から、
「黒薔薇の暗黒騎士」などとも言われる様になった。
また、容姿は鎧で隠れて見えないのだが、
魔王曰く、黒髪で顔立ちが整った美青年だったという
噂もある。
しかし、これ以外の逸話は残っていない。
何故なら彼は魔人対戦の後、故郷に帰ると言い残し、
突然姿を消したからである。
そして、時は経ち100年が過ぎた頃、
また新たなる物語が紡がれようとしていた。
次は転移してからの話です!