愛しい彼女・・・
かわいいペット
いつも癒されています
とても可愛いがっています
あなたは最愛のペット
飼っていらっしゃいますか
うさぎ
飼ってます
その名も
みぃちゃん
家はマンションで
ペット禁止なんで
うさぎなら
鳴かないし
匂わないし
留守の時はゲージで おとなしくしてるし
セーフ・・・かな
って事で
数年前にペットショップで買ってきました
うさぎって
赤ちゃんの頃は
雄 雌 の区別が難しいらしくて
ペットショップのお兄さんが この子は一番おとなしいから
きっと女の子ですよ
と 言う事で
購入したわけです
みぃちゃん
とにかく
かわゆいんです
抱っこされるのが大好きで
抱っこすると 顔を上げて 鼻を鳴らしながら顔をなめるんです
癒されるんです
ゲージに指を入れると 一生懸命 指をなめるんです
愛しいんです
毎朝 パンの耳を持っていくと
伸び上がって
ちょうだいポーズをするんです
可愛らしすぎるんです
エサが気にくわないと
エサ皿を 鼻でひっくり返して トイレの隅に隠すんです
むかつくんです
でも
立ち位置としては
可愛らしい 大切な
彼女
と いうところでしょうか
大切にしています
かわいがっています
愛してる て言っても いいかもしれません
いえいえ
そちらの趣味はありません
プラトニックです
ご安心ください
ある時
その みぃちゃんが 赤いおしっこしたんです
ゲージ内のトイレには
猫用の紙製消臭シートが敷いてあるんですが
明らかに いつもと色が違うんです
焦りました
困惑しました
血尿→腎臓病→人工透析→寝たきり→痴呆
悪い方へ 悪い方へ
と 考えます
とにかく病院
幸いな事に
マンションのすぐ隣に動物病院があります
すぐに 抱っこして連れて行きました
慌てて
自分の保険証
持っていきました
歯医者さんの
診察券も 握りしめていました
しかし
さすがに 車検証は持っていってません
冷静・・・の部類に入れること・・・可能です
結果は
たいした事なかったんです
うさぎは 食べ物によっては 赤っぽいおしっこをする事もあるらしいんです
よかった・・・
一時はどうなるかと 思いました
なにしろ
大切な彼女ですから
しかし
最後に言い放った
医者の一言・・・
地獄からの囁き
血も涙もない
悪魔の声
悲しくも 寂しい
驚愕の一言
一瞬・・・目の前が真っ暗になりました
足元から大地が崩れていくような
と でも形容しましょうか
あのような つらい宣告を受けた事は
長い人生の中でも・・・ 初めてでした
それは・・・
大丈夫ですよ
元気な ぼっちゃんですよ
はい?
・・・ぼっちゃん?
何ですって?
ぼ・・・ぼ・・・ぼ・・・
ぼっちゃん・・・
オス ですか?
当然ですが
みぃちゃん
その瞬間から
立ち位置
彼女から
保存食料
に変わった事は
言うまでもありません
ちなみに
名前は
みぃ太
と 改名いたしました
でもね
やっぱり かわいいですよ
あ
そっちの趣味 ありませんから
大変びっくりの結末なんですが
今でも最愛なんです
可愛いですゃ