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心霊特集!

彼の名は河合・武市・壮太。親高校に通う高校二年生。

父親は龍馬かぶれの宇宙人

母親は幽霊のおりょう

兄は人斬りだった剣死朗

そして居候には作者の生時がいた。

またペットにビッグ・フッドのドラニャンがいた。

さらに狼男から幽霊となった元狼男もいた。

さらにさらに狼男に食い殺されたタゴサク加わった。


彼等は今心霊番組を観ているところだ。


皆怖がったりしてはしゃいでいる。

ただ一人を除いて……


「(家には幽霊が3人いてビッグフッドや宇宙人もいるのになにを怖がっているんだ?)」

と武市は思った。


「お分かりいただけただろうか?子供の後ろには誰もいないはずなのに女の姿が写っていた」

ナレーションの言葉におりょうが大声で叫んだ。

「きゃ~!!!!ちょっとなんでいるの?マジありえないんだけど」

「(おいおい、アンタも幽霊だろう。てか、これおりょうさんじゃないかよ)」

と、武市は思った。

「続いては、犬山市の玲子さん(仮名)からの投稿。ビッグ・フッドは実在した」

「(いや、ここにいるんだけど)」

と、武市は思った。

「犬山市にある某動物園。ここにあの未確認生物が写っていたのだ」

「おお~!ドッグ・フードでござるか!」

「(ドッグ・フードじゃね~よ。ビッグ・フッドだろう。てかうちにいるじゃないか)」

「これがその映像である」

「ウホウホ!!」

「(おい~!これただのゴリラじゃね~か!)」

「ビッグ・フッドは胸を叩き威嚇していた。おびえているのだろうがか?」

「(だからゴリラじゃね~か!)」

「初めて見たキリン」

と、ドラニャンのボケに、武市は「(お前がビッグ・フッドだろうが!)」と心の中でツッコンだ。

「次は高知県の福山龍馬さん(仮名)からの投稿。顔のない宇宙人」

「(宇宙人ならここにいるが、顔がない宇宙人てどんなのだろう)」

武市が始めて番組に興味を持った。

「最初は軽い気持ちで使用したんですが、どんどん止められなくなりまして……覚せい剤は本当に恐ろしいです」プライバシーの保護のため音声を変えています。

「おい~!ただの薬中じゃね~か!顔がないって、モザイクで見えないだけだろう。てか、宇宙人じゃないし」

「核星という星から、地球を侵略しに来たのにまさか犯罪に手を出してしまうなんて……」

「本物の宇宙人だったのか!てか、覚せい剤よりも地球侵略の方が犯罪のレベル超えているから」

「地球に来て犯罪に手を染めるとは、親が泣くぜよ」

と、龍馬かぶれが呟いた。

「(お前も第一話で強盗しただろうが)」

と、武市は心の中でツッコンだ。

「次は京都のまごごぞら剣死朗さんからの投稿です」

「オラ、密かに投稿していたでござる」

「(ここにはいっぱいいるからね~)」

「狼男は実在した」

「八十斎、俺かよ」

「ある満月まごごぞらさんは大猿に変身しながら、友人のタゴサクさんを撮影していた」

「あら、私が写っているわ」

と、可愛らしく語るが、100歳を超えたじーさんである。

「(てか、大猿になった剣死朗さんの事は誰もおどろかないのかよ。てか、大猿に変身できたのかよ。サ○ヤ人か!?)」

と、武市は思った。

「ワオ~」

「あら、剣さん見て、狼面人ろうめんじんよ」

「(なんだよ狼面人て、人面犬じゃね~んだぞ)」

「野良でござるかな」

「(野良とか関係ないだろう)」

「狼面……狼男は鋭い牙でタゴサクさんに襲い掛かって、左腕を食い千切った」

「ちょっと痛いんだけど」

「(あの話本当だったのか。てか、ナレーション今狼面て言おうとしたな)」

それを見ていた出演者達はこうコメントし始めた。

「うまそうだね」

「うわ~腹減った~」

「(なんてコメントしてんだ。てか、剣死朗さんも見てるなら助けろよ)」

「さらに女将男おかみおとこはタゴサクさんの右腕も食い千切った」

「(女将男てなんだよ。女なのか男なのかどっちだよ)」

「マジうまそう」

「カメラアングルがいいよね」

「もう少し優しく食い千切ってよ、初めてなんだから……」

「その言葉に狼男の顔が赤くなった」

余談だが、これを書いている時にゴキブリが出た~!!!!!

「どうでもいいわ!」

名古屋市の生時さんからの投稿。ゴキブリが出た!!(実話マジ怖い)

「生時さんが飲み物を飲もうと台所へ行くとそこに現れたのだ」

いや~実話なんでマジ怖い><僕は虫やそれに似た生き物が苦手でして……けどネタができてよかった。

作者おまえの事なんかどうでもいいんだよ」

はい。

「話を戻そう。どうやら狼男はタゴサクさんにときめいたようだ。そして下半身を食い千切った」

「これで私もオカマの仲間入り」

「狼男はカメラに向かってこう言った」

「もうコイツしか愛せない」

「そう言って首のところまで食べた」

「(絶対おかしい)」

「しかしこのあと悲劇が起きた」

「醤油をかけるとおいしいよ」

「タゴサクさんがそういうと、狼男は醤油を買いに行った。だが悲劇が起きた。狼男は醤油ではなくソースをかけてしまったのだ」

「何でソースをかけたんじゃ!」

「物凄く恐ろしい顔で怒鳴るタゴサクさん。あまりの恐怖に狼男は失禁していた」

「大神よ我を助けたまえ」

「と、狼男はくだらんギャグを言った。そして震えながらタゴサクさんの頭を食べたのだ」

「(ここにいる連中だけじゃなく番組自体おかしいぞ)」

「タゴサク殿!!」

と八十斎が叫んだ。

「貴様許さんぞ!」

こうして狼男は八十斎に斬り殺されたのであった。

「(てか、八十斎あんたもカメラなんか撮っていないでさっさと助けてやれば良かったじゃないか)」

最後に出演者達がこうコメントした。

「やっぱ一番おいしそうなのはタゴサクさんでしょう」

「私も食べたかったな」

「最初の来来軒のラーメンも美味しそうだったね」

「(そんなシーンなかったぞ!)」

と、武市は心の中でツッコンだ。

「でもソースはダメなんだ」

「ケチャップならいいんじゃないの?」

「タゴサクさんの血の味はケチャップの味だったりして」

「ハハッ!」

「では来週も日本のグルメでお会いしましょう」

「なにこれ!料理番組だったの!?」

と、武市が叫んだ!生時がゴキブリを見たときのように……




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