新たな仲間はドッグフード…じゃなくビッグフッド!
久々の更新ですね!
調子がいい時にしか活動できないので……
彼の名は河合・武市・壮太。親高校に通う高校二年生。
「なんかミドルネームみたいだな。てか、設定直さんのかい!」
父親は龍馬かぶれの宇宙人
母親は幽霊のおりょう
兄は人斬りだった剣死朗
そして居候には作者の生時がいた。
「ガン無視かよ」
さらにペッドにはビッグフッドがいた。
「おい~!あのビッグフッド家で飼ったことになったの?」
何を言うんだ武市、あれを飼うことにしたのはお前だ。
「えっ?」
よく思い出せ!
昨日の1時間目が終わりかけた頃……
ビッグフッドがいたため、授業どころではなかった。
教師はとりあえず風俗のお店に電話した。
「どこに電話してんだ!」
「はい、今日の18時。レイラさんでお願いします。時間は60分コースで」
「おい、授業中にどこ電話してんだよ」
その時、龍馬が先生の携帯を取り上げた。
てか、目の前の宇宙人には気づかんのか?と武市は思った。
「(でもえらいな。携帯を取り上げるなんて)」
「あの~、ワシも佐那子さんでお願いしたいんだが」
「おい~!お前もエロ教師と同じか!おりょうさんに言ってやる」
「待ってつか~さい!武市さん。それは困るき」
「たく~先生も先生ですよ」
「スマン。スマン。今マスコミに電話しよう」
「それはダメぜよ!捕まれば、何されるか分からんき」
「しかし才谷」
「先生!」
と、手を上げたのは如月だった。
「あの、ビッグフッドさんを学校で保護しましょう」
「(さすが如月さん優しいな~)」
「しかしフッドはでかすぎる。学校の中じゃすぐに見つかるかもしれん。誰かの家で保護してくれる人はいないか?」
学校で十分だろう。逆に普通の家に居たらすぐばれるぞ……と武市は思った。
「ワシが飼います!」
飼いますってペットじゃないんだけど……と武市は思った。
彼の家はワンルームだ。
それだけあれば確かにフッドを保護できる。
「いや、できね~よ(てか家そんなに狭かったのかよ)」
と、武市がツッコンできた。
「武市さんいいですよね」
「武市君お願い」
さすがの武市も美奈子の願いだけは断れなかった。
どうだ。
思い出したか?
「う、うん」
このマセ餓鬼が……
「うるせ~。しかしワンルームにビッグフッドと暮らせるのか?」
大丈夫だ。
今龍馬かぶれが犬小屋……いや、ビックフッド小屋作っているから、これで人目につかん。
「て、ていうか、俺んちよりでかいってのはどうよ。絶対すぐばれるよ」
「大丈夫ぜよ。奴にはキリンの覆面をかぶせた」
「へ~……ておい!よけい目立つがや!」
「ワシを信じろ武市さん」
「アンタだから信じられん」
「が~!!」
と、フッドが鳴いた。
「ただの叫びにしか聞こえん」
「どうやら散歩に行きたいらしい」
「いや、外出したら保護の意味がないんだけど」
「奴はもう我が家のペッドじゃ。そうじゃ。名前をつけねばならんのう。皆集まるっちゃ」
他の二人も外に出てきた。
「まずワシは佐那子がいいんじゃが」
「いいんですか?あの事おりょうさんに言いますよ」
「う……」
「キリンなんだからビールなんてのはどうでござるか?」
キリンでも麒麟でもね~よ。キリンのマスクをしたビッグフッドだから……と、心の中でツッコンだ。
ポテットチップの略でポチなんてどうだろうか?
「(何言ってんだ作者)」
「私は福山雅治がいい」
完全に人の名前じゃね~か……と心の中でツッコンだ。
「龍馬が好きならドラゴンでいいんじゃないかな?」
「ドラゴンだといかついでござる」
「(いや、名前負けしてないんだけど)」
「じゃあ、可愛らしくドラニャンにしようよ」
「さすがおりょう。いい名前じゃ」
完全に名前負けしてるよ……と武市は思った。
だが、ドラニャンに決定してしまった。
こうして、武市に新たな仲間出来たのであった。