一話 プロローグ
初投稿です。
拙い表現もあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
俺はゲームが大好きだ。
むしろ愛しているといってもいい。
学校、食事や睡眠など必要最低限の事を除いて、ほとんどの時間をゲームのために費やしている。
そのかい(?)があって、ゲームのことなら普通の一般人と比べると神的に強い。
確かネットゲームのあだ名は『均衡の破壊者』。
あまりの厨二病っぷりに自分でもびっくりだ。つけたのは、俺じゃないぞ。
あ、別にデジタルばっかりが好きってわけじゃないぞ。
将棋とか普通に好きだし。
でも、一番好きなのはやっぱりデジタルだけど。
そんな俺には昔、夢があった。
誰しも一度は夢見ることだろ?
ゲームの中に入ってみたいって。
旅に出て魔王に挑んだりするのもいい。
冒険に出て未知の秘境を見つけるのもいいかもしれない。
ドラゴンと戦う戦士になるってのもあるかもしれない。
でも、それは昔の夢だ。今はもう行きたいなんて微塵も思わない。
理由?それは簡単なことだ。
ゲームの冒険はすべて命懸けだからだ。
俺は命をかけて戦うなんて考えられない。せいぜい逃げるとこがいいとこだろう。
だからもう、そんな夢は捨てたんだ。
だから・・・
「さっさとこっから帰せや似非女神ぃぃぃぃっ!」
「だったらとっとと世界救えや馬鹿勇者ぁぁぁぁぁ!」
俺には平穏が一番ってことだ。
うう・・・改行のタイミングがわからない。