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過去を視る



27:30

「あとちょっとで着く?」

『うん、あとちょっと!』

「あ!橋見えてきた!、、、あれ?ごめん、私来たことあった」

『結局あるんかい!笑』

「前は向こうから渡ったから覚えてなかったんだ!やっと理解しました!!こう考えると東京は狭いよね、歩こうと思えば、区なんかすぐ超えれちゃう」

『区ぐらいならね。都か区かゲームする?』

「まず、歌うとこから始めないと!きになるぅうっ」

『あははは 本当、楽。話通じるから笑』

「いやいや、有名だからみんなに通じるよ!笑」

『そうかなー?アプリとかの初めましての人に、なんか言われたりしない?話題豊富だね?とか』

「アプリねー、2.3回やったことあるけど、なんか独特だよね。品定めされる嫌悪感と、この人は私にどこまでしてくれるんだろう?とか結局自分でも品定めしてるのに気付いちゃって、自分への嫌悪感も高めちゃってさ。嫌われたくないから一生懸命好感度アップの言動と態度で接して、結局帰りはボロ雑巾状態でさ笑」

『あー。今は無理してない?無理するくらいなら、喋らず、顔見て笑い合うだけでも、俺は楽しいけど?』

「、、、、、」

『あ、え?』

「王子様すぎない?発言が、王子様すぎるよ!えぇぇぇぇぇぇぇ⁈」

『声おっきいから!橋の上だけど、さすがに静かにしてー!』

「ごめん!、、でもさぁ、そんなこと自然に言っちゃうんだね。あ、なるほど!過去の女たちの指導の賜物ですね!」

『俺の過去を勝手に見透かさないでよ笑』

「ほっほおん!歳上ばっかりな感じ?」

『ばっかりってなんか引っかかるなぁ笑』

「ほらほら、正直に話してみなさい。今日初めて会った、お姉さんに!」





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