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⑵『壁が来る』

⑵『壁が来る』



壁が来る、のこのこと、やって来る。何、今に見てやがれ、と言う捨て台詞は、毒の様に壁を異質に変容させるがまた、その不可思議など顧みもせずに、のこのこと、歩いていくのは、壁が来るから、だから、壁が来る訳なんだ。

何だろう、この焦燥は、喉の調子はひたすら悪く、声も絞り出すようにして、声帯を傷付けてしゃがれ声にして、声を出す。当たり前のことだったな、壁が来る。脳裏を掠めるラクダの群衆を、ラグーンへと追放さ、そうさ、壁が来る。



何度も言うよ、壁が壁が壁が来る。どこかで終わってしまいそうな気配、などないこの場所は、けったいな風貌の俺が言うには、壁が躍動している。訳の分からない。全く以て、訳の分からない、声帯の群衆、壁にぶつかって、ひん死らしい、怖いものだ。

だからと言って、怖いものだから逃げる準備などせずとも、当たり前の様に、投票にやって来るのは、壁が来るから、壁はくるくる回って来るから、後悔などないのだろう、そもそも壁に感情などない頑丈なんだろうな、そうだろうな、壁だから。



だから、あつあつの厚揚げを食べて、おでんを食したと勘違いする、馬鹿な俺の根性をも破壊してしまう程に、強靭なその状態の、影がある、何の影だろうかと、影から上方に視座を据えるとやはり、壁だったから、驚きもせず、壁は来る。

狂って居候なんだ、金銭を持て余してしまうから、壁にボールを投げて、跳ね返ってくるボールを見る作業も、壁のことだから、やはりその性質は、壁なんだ、だから、矛盾など無い範囲で意識するのは、とにかく、やって来る、壁が来る。

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[良い点] 壁を困難と読みました
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