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日常と鉄道  作者: 茜色空
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またどこかで

乗務員区で働く車掌の日常

今日の仕事はとある単線にある無人駅の駅長。


駅長とはいっても列車内できっぷを発券する機械である車発機を持って、駅の改札での改札業務をするというもの。


小雨が降る今日は人足もまばらで、駅舎には老婦人と黒い大きな傘を持った女子高生が待つのみだった。


2人はご近所なのか仲良く駅舎で話していて、老婦人はこれから福岡の孫に会いに行くのだという。

「もうすぐあなたも卒業式ね。」と老婦人。

「卒業したら福岡で一人暮らしなの。おばあちゃんまた福岡でね!」と女の子。


もうすぐこの駅からも巣立っていく子たちがいるんだなと、私も自分の過去を振り返るのでした。

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