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よろしくお願いします
“デデコポン”といのはやっぱり前世のデコポンみたいな果実らしい
こんな会話をしていると、今まではしゃいだり楽しそうに話をしていたジアとそれに相槌を打っていたレジィーが静かになったので後ろをみてみると「スー、スー」と穏やかな寝息を立て二人寄り添って寝ていた。
それはのどかな風景とあいまって美しく、きれいな絵画のようになっていた。
カメラがあれば写真に残したいほどの光景になっていたのでのついつい見惚れてしまっていた。
見惚れているとビルツが
「そういえば君たちはどこから来たんだい?この地域の特産品も知らないようじゃこの辺の子ってはけではないのだろう」
「この地域の子じゃないってことは旅人なのかい?」
「あと旅人なら見たところ、荷物や武器も持たすに旅をしているようだが危険だろう」
と続け様に質問をしてきた
やばい!その辺のことも考えてなかった
どうしようかと少し遠くの方に目を向けながら心の中で“う==ん”と考えたが、いい案が思い浮かぶはずもなくあまり遅く答えるのも怪しまれる。
しかたないか答えながら考えることにした
「俺たち孤児なんだ、さっき乗せてもらったところから一日ほどもどった森の奥深で暮らしてたんだよ」
「暮らしてたといっても俺たち三人だけじゃなく俺たちを育ててくれた爺様が居たんけどな。」
「その爺様は変わりもんでな人嫌いだったんだ」
「そして俺たちにも人に関わるな、関わりたければ俺を殺すか死んでからにしろっていうんだ、こまったもんだよ」
「そんな爺様が10日ほど前に死んでしまってな、俺たちは爺様を供養してから、相談して世の中を見たいって事になったんだ」
「だからかこの辺の事情どころか世の中のことにも疎いんだ」
とっさについた嘘としてはいい感じな嘘な気がする。
ビルツの方を見ると聞いてはいけないことを聞いたという顔をして落ち込んでいた
「はっはっは 気にするなビルツ、俺でも気になるよこんな子供が何も持たずに歩いていたらな」
「武器は確かに持ってないが後ろのレジィーが魔法を使えるんだ」
俺は気にしていないという意味をこめてあえて大げさに笑ってやった。
そうするとビルツはその意図を理解したのか少し気を取り直していた
「本当かい?魔術じゃなく魔法を使えるのかい?」
「まさかその爺様が魔法使いだったのかい?」
「そうそう、爺様は魔法使いだったんだ」
「爺様が言うには俺は腕だとよ、本当かどうかわからないがな。レジィーはその爺様に認められてたんだ」
ビルツが言った設定はレジィーが魔法を使えることに対してちょうどよかったので利用させてもらうことにした。
「レムたちは孤児といったね、君たちは兄弟なのかい?特にジアちゃんとレムはよく似ている」
俺とジアは確かに似ている、まぁジアをまねて幻惑しているからなあたりまえなのだが・・・・
俺としては似ているといわれるのはまんざらでもない、いやうれしい。俺は“ニマニマ”しながら
「たしかに似ているけど俺たちは兄弟ではないよ」
「そうなんだね、あまりにも似ているのでてっきり兄弟なのかと思ったよ」
「爺様にもよく言われてたよ、俺からもいいかいビルツは武器を持っていないのか?」
「武器かい、すぐ取り出せる場所に持っているよ。場所は内緒だけどね」
などなど村につくまでいろいろな話をした
ビルツから聞いてわかったことは
今いる場所はこの大陸の国では3番目に大きな国でロードシア王国という事
ロードシア王国は3つの地方に別れておりフランツ、トランス、ジェイスン地方に別れている。
フランツ地方には公爵、トランス、ジェイスン地方には辺境伯がその地方を治めている、他にも貴族がいて王都は3地方の中心部にあり王が治めている事
王の名前はザウス・テラ・ゲイル・ロードジアといいロードジアの12第国王である事
ここはフランツ地方でベルム・フォン・リーデン・フランツ辺境伯が治めている事
今向かっているのはトランという村に行っている事
治安はいいらしく、主に農耕産業が盛んな国である事
貨幣の単位はグルである事
貨幣自体は鉄貨、銅貨、中銅貨、銀貨、中銀貨、金貨、王銀貨、王金貨がある事
鉄貨=1グル
銅貨=100
中銅貨=1000
銀貨=10000
中銀貨=100000
金貨=1000000
王銀貨=10000000
王金貨=100000000
王銀貨、王金貨は国同士の取引か大型商店での取引ぐらいでしか使われないとの事
俺らがいた森は幻惑の森といられていて入り口付近だと薬草や山菜など自然の恵みが豊富でいい森だが、ひとたび奥の方に行くと魔草や幻惑獣がいて普通の人は帰ってこれないという事
うん!治安がいいことだ、助かる
物価としては小麦1kg当たり45グルになり1グルは日本でいう0.1円ぐらいかな。物価安いな
幻想獣かあれはめんどくさいな、人に幻惑を見せ油断を誘いおびき出し襲ってくるからな・・・・
あとはどうでもいいかな
17時過ぎ頃についにビルツが言っていたトランの村についた
「あれがトランの村だよ」
「あれがそうなのか」
見晴らしがいいからか50m離れた場所ぐらいに村らしい場所が見えてきた。
近づくにすれ、村は木の柵に囲まれ、家は木造で二階建ての建物はほとんど見られない。
村まで25mほどまで近づくと、村の入り口が見え、門みたいなところに1人の若者と一人の中年のオヤジが立っている。あれは門番か?
若者は170cmぐらいで体つきは締まっていて髪は薄い茶髪で短髪、中年の方は175cmぐらいでこちらも締まった体をしているが腕や足に切り傷があり無精髭を生やしていた。顔立ちも似ているしきっと親子なのだろう。
両者とも革鎧にショートスピアを持っていて、中年のオヤジの方はさらにファルシオンソードかな?を持っている
ビルツはさらに馬車を進め村の入り口10mほどまで近づき馬車を止め「少し待てって、話をしてくる」というと御者台から飛び降り、門のそばにいる若者と中年のオヤジに話をしに行った
門番らしき二人はビルツが近づくにつれ、表情がゆるみ
~~~~~~side ビルツ~~~~~
「久しぶりだな、ビルツ君」
オヤジさんは柔和な雰囲気で挨拶をしてきてくれ、コーナンは気さくにショートスピアを掲げ挨拶をしてくれた
「ええ オヤジさん お久しぶりです」
「よ!ビルツ 久しぶり」
「ドード 久しぶりだね」
挨拶が終わるとオヤジさんが
「ビルツ君 今回の行商はどうだったかい?嫁さんでも見つけてきたのかい、すこし若すぎるきがするがな・・・」
「そうだよ ビルツ 行商より美人の嫁さん探しにでも行ってたのかよ」
2人はなにか勘違いをしている、きっと彼のことだろうと思い
「オヤジさん、ドードは何を言っているんだい?」
「あ~もしかして、彼のことかい?」
「そうそう、え!彼?彼女じゃなく?」
やっぱりオヤジさんやコーナンが彼、レムのことを男性ではなく彼女女性だと思っているようだ
「そうだよ!オヤジさん 彼は男だよ」
「本当かい?恥ずかしいからって嘘言わなくてもいいじゃないかビルツ君?」
オヤジさんはいまだに彼が男とであることを疑っているようだがこればかりは信じてもらうしかないんだがな
「本当なんだよな・・・・らちがあないと思うから後で彼にでも聞いてくれ」
「今日はこの村で泊まっていこうと思うんだが彼らもいいかい?」
「うん?ちょっとまて、ビルツ君。今彼らといったかね。彼だけではないのかい?彼だけじゃなかったら後の人はどこにいるんだい?」
確かに今見えているのは彼だけだよな、あとの二人は荷台で寝ていたはずだしな
「オヤジさん後の人たちは荷台に乗ってもらっているんだ」
「そうかい、ビルツ君彼らとはいつ知り合ったんだ」
「今日の昼前頃かな?ほらあの森の近くで拾ったんだ。ところで。馬車を近くに持ってきてもいいかな、彼らから話を聞いた方が早いと思うんだ」
「う~~ん?そうだね。確かに彼らから話を聞いた方が早いね。ビルツ君を信用していないわけじゃないんだが、初めて村に来た人は用心に越したたことはないからね」
たしかにそうだよな。僕も初めて来たときは師匠と一緒だったけど警戒されてたしな。
とりあえず馬車をもってくるかな、レムたちも待たせていることだし
~~~~~side レム~~~~~~
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