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よろしくお願いします
5年後
「なぁ レジィーあれから5年もたったんだなぁ」
「なんじゃ、藪から棒に」
「しょうじゃじょ、主様やぶゅかりゃぼうに」
そうだよな、いや俺だってなんでこんなことを言ったかは分からない
それはいいとして、そう俺と木霊が初めてLVを上げてから5年の年月が過ぎていた
あれからいろいろあった、もう本当にいろいろあった。まず俺のステータスを見てもらおうか
“ステータスオープン”
ステータス
名前 ビアツァ・セフィリム
種族 エルダートレント 年齢 61歳 LV68
HP 7890
MP 8990
STR 1200
DEX 860
VIT 2680
AGI 250
INT 1520
MND 1480
スキル
・鑑定 ・光合成 ・分解 ・吸収 ・擬態
・植物魔法 ・魔素感知 ・????
・木霊召喚 ・接偽木 ・樹木移動 ・樹木操作 ・交配化合 ・意思伝達 ・万物傾聴 ・逆鱗
称号
・転生者 ・無病息災 ・質実剛健 ・進化せし者
・天竜の友
スキルや称号は増えることはなかった
結構魔物を倒したんだが、吸収スキルの役立たずめ
まぁその代わりと言ったらなんだがスキルの扱いにはなれた
自分の枝から作り出した人形(キノピオ似 レジィー作)を樹木操作を使いマリオネットのように扱えるようになった
この人形は自分の枝から作ったおかげで自分のステータスとほとんど同じで、唯一違うのがAGIが本人より高い、なんと倍で500ある、なんか泣ける。
植物魔法で生み出せる植物も増えた、今までは前世の植物だけだったがレジィーのおかげ?で異世界の植物も召喚できるようになった
さらに交配化合で作り出した、俺オリジナルの魔草によって声を出せるようになった
そうそう、レジィーのステータスを鑑定できるようにもなった(全部は見れないが)、レジィーのステータスは
名前 レッジィーナ・バウラル
種族 竜種(天竜) 年齢 /*-+‘ 歳 LV #$985
HP ????3
MP ????1
STR ????4
DEX ????9
VIT ???7?
AGI ???6?
INT ???5?
MND ????4
スキル
・万物傾聴 ・逆鱗 ・竜魔法 ・始原魔法 ・偽装
称号
・竜皇女
こんな感じだ
見えたといってもこれだけなんだが、レジィーに聞くと年齢も見えるとのことだがスキル偽装で隠してるとか、そして一度聞こうとしたが殺されかけた うん、どこの世界も女性に年齢を聞くのはご法度だな
俺にないスキルの説明をすると
竜魔法(固有魔法)
竜種のみが使える魔法
ドラゴンブレスなどがこれにあたる
始原魔法
固有魔法以外の魔法を意のままに扱える
偽装
ステータスを偽装できる
鑑定とはレベル差によって偽装できるかできないか決まる
ちなみに称号にある竜皇女も鑑定してみたとこ
竜皇女
竜種の王族(皇女)に与えられる称号
なんとレジィーは王族だったのだ、なんとなくそうじゃないかとは思っていた、まぁこれについて詳しく聞いたところはぐらかされた
色々説明しただ一番変わったのは木霊である、まぁ見てくれ
“鑑定”
ステータス
名前 フロージア・ゼイーツ
種族 木精 年齢 5歳 LV 27
HP 2570
MP 2430
STR 450
DEX 380
VIT 260
AGI 480
INT 500
MND 480
スキル
・植物魔法 ・光合成 ・成長促進
称号
なし
なんと木霊はドリアードに進化したのだ
その時に祝いとしてレジィーから名前をもらった名前はフロージア・ゼイーツ、愛称はジアだ
姿はさらに人間に近づいていて、美少女(幼女)のようでかわいい。
身長135cmぐらいで顔だちはローゼン〇イデンの水銀〇のようだ、エメラルグリーンの髪に翡翠色の目をしている。
言葉も話せるようになり、意思疎通ができるようにもなっていたが、話し方がなんと舌足らずのレジィーかというほどにレジィーの話し方に似ていた。
舌足らずな所がまたかわいいのだよ、まったく、本当に、みんなもそう思うよな
レジィーがこの話し方を聞いたときは発狂するんじゃないかってほど喜んでいた、あれが狂喜乱舞っていうやつなのだろう
ジアはスキルも獲得しており俺と似たスキルなのだが一つだけ俺にはないスキルを獲得している、それは成長促進というスキルだ。このスキルを鑑定したらこうだ
“鑑定 成長促進”
成長促進
植物の成長を早めることができる
このスキルを見たとき、植物魔法でもいいんじゃないかと、とも思ったのだが植物魔法では生み出した時のままでそれ以上変化しないが、スキル成長促進はその状態のものを成長させられたり、種から成長を早めるなど既存の物の成長をはやめることができるスキルだ
植物魔法や魔法はしっかりとした想像力がないと発動しないのだが、このスキルはどんな植物にでも使えるので、知らない植物などを育てるのに役立つ、種さへあれば成長させられるのだ
さらに魔法と違いMPを消費しないのも便利なところだ
こんな感じだ。だが能力なんて関係ない、ジアはかわいいもうそれだけでいい、ジアはかわいいのだ、大事なことだから二度言ったぞ
「レムよ 一人で何を考えてブツブツ言っておる、さっきからキモいぞ」
「主様はきもきゅないですじょ」
うん、ジアはいい子だ
だが確かに一人でブツブツ言っていたらキモい、俺もそんなレジィーを見たらキモいって言ってるしな、きっと
「ごめん。ごめん 何でもないんだ」
「それよりも、そろそろここから移動しようと思うんだがどうだろうか?」
「吾は構わんぞ」
「主様、ジアは主様にちゅいていくじょ」
みんなの了解を得れたのでこれからについて話し合うことにしたのだが
「レムよ、前にも言ったが今いるこの大陸は外縁に行くほど、強い魔物がおる、レムはもう知っているであろう。そして今いる場所は中央に近い場所(ほぼ中央)でしかも聖域じゃ、このままここにいた方が安全ではないか」
確かに今いる大陸は外に行くにつれ魔物が強くなっていく、一回LV上げのためにレジィーに頼んで少し連れて行ってもらったことがあるが・・・・・・
うん、思い出すのはやめよう。
「確かにレジィーの言う通りだと思うんだ、だがジアにもっと世界を知ってもらいたい。(俺も知りたい)」
「レムよ、お主ジアのことをそこまで考えておったのか」
「主様 かんしゃしましゅじょ」
「ジアのことをしょこまでかんがえてくだしゃるとは」
「おうよ いいってことよ」
っう 罪悪感が半端ない、
ジアすまん、またかわいがってやるから許せ
とついついジアをダシに使ってしまったが、うまくいきそうだ
「だからな、レジィーさんお前の背中に乗せてくれないか?」
レジィーは顔を赤らめながら
「前にも言ったがそれは・・・・・・・」
そうこれが俺が外の大陸に行く手段だ
前にもレジィーに背中に乗せてくれと言ったらかなり怒られた、理由を聞いても教えてくれないのだ
でもレジィーはジアには甘い(俺もだが)、ジアのためなら乗せてくれると思ったのだが駄目か・・・・
「レジィーしゃま だめでしゅか」
ジアが目をウルウルさせながらレジィーを見上げている
ジアが小さいからどうしても大きいレジィーに対して上目遣いになってしまうのだがこれが最強にかわいい、あれには逆らえない“よし いいぞもう少しだ”と思いながら
「っう ジアだけなら・・・・・・」
「おい、どういうことだ」
「差別か、差別なのか泣くぞ、涙なんて流せないが泣くぞ」
「差別? わからんが違うのじゃ」
「じゃあ、なんでダメなんだ」
「ふん レムお主には教えん」
この頑固者め
まぁしょうがない最終手段だ
「じゃあレジィーこれでどうだ」
誤字脱字が教えてくださいお
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